税込10万円。ゲーミングPCを探している方はこれを予算にする方が多いです。
遊びたいゲームによっては快適な動作が難しいこともありますが、初めてのゲーミングPCや、とりあえずゲーミングPCがほしい!といった方には魅力的な金額ではないでしょうか。
また、新社会人としての初ボーナスや落とし玉など、現金一括で手元に入りやすいのもこの金額ですよね。
予算10万円で!っていうと、「10万のゲーミングPCでそのゲームはやめときなよ~。」とかいう人も多いですが、筆者は決してそうは思いません。よく購入されるゲーミングPCの価格帯を見ても、10万円以内のゲーミングPCの人気は高いです。
なので今回は、税込10万円で購入できるゲーミングPCのどこがいいのか、否定一切なしの全力肯定で紹介しつつ、おすすめのモデルも見ていきたいと思います。
前置きが長くなりましたが、ご興味ある方はお付き合いください。
税込10万円のゲーミングPCのいいところ
さてさて、それでは税込10万円で買えるゲーミングPCの良さをあますところなく紹介していきましょう。
あまり知られていませんが、税込10万円で買えるゲーミングPCには「3つのやすい」があります。※筆者が考えたので知らなくて当たり前です。
これをみれば、あなたも税込10万円のゲーミングPCがいかに素晴らしいかわかってくれるはず!
3つのやすい
まずは3つのやすいです。
「買いやすい」
「電気代が安い」
「パーツ交換しやすい」
探せばもっとあるんでしょうが、伝えたいポイントだけまとめました。
買いやすい
税込10万円です。これほどわかりやすい金額はありません。一万円札が10枚です。1万円が10枚そろえば達成します。
もちろん大金ではありますが、10万円以上ってなかなか貯めづらいんですよ。人間キリがいい数字のほうが好きなんで、どうしても10万円以上になると使ってしまって貯まらない。しかも貯まったら貯まったで、使うのを渋ってしまう。
筆者がパソコン販売員をしていたころも、
「10万円貯まった!15万円のゲーミングPCほしいからまた今度きます!」
と帰っていたお客様が、貯め切ってから帰ってきたのを見たことがありません。
帰ってきても、「やっぱり10万円のゲーミングPCで。」って言ってくるんです。そんなもんなんです。
そんな中、この税込10万円ってのは、貯めやすく使いやすいとても良い金額なんですよ。
電気代が安い
税込10万円で買えるゲーミングPCは、そこまでめちゃくちゃ性能が高いわけはありません。
CPUはi5でしょうし、グラボも60台が関の山です。
それってどうなの?って思っちゃうのも無理はありません。
私も思います。それ良いの?って。
買っちゃってもいいの?って。
ですが考えてみてください。性能がめちゃくちゃいいパソコンは、消費電力がめちゃくちゃ高いです。つまり、電気代がかかります。ランニングコスト爆上がりです。
ゲーミングPCを買うからには長期的な使用が前提です。休みの日ともなれば、朝昼晩24時間ゲーム三昧。毎月の電気代が高いと、それだけ自分の首を絞めます。
消費電力が高いと熱を持ちますので、夏場とか冷房が全然効きません。電気代がさらに上がります。
ところが税込10万円台のゲーミングPCだと、消費電力は極限まで抑えられます。
毎月の電気代が抑えられるのでその分課金に回せますし、夏は冷房がよく効くので電気代が抑えられて、いいことだらけです!
パーツ交換しやすい
だいたい税込10万円台のゲーミングPCの筐体はミニタワーが多いです。拡張性能で言えばそこまでよくありません。
筐体は大きいほうがエアフローがしっかりしているので、熱をもちやすい高性能なパーツをどんどん追加できます。魅力的ですね。
「じゃあ筐体大きいの買った方がいいじゃん!」
はい、ちょっとお待ちください。決断が早すぎます。ここからが本番です。
筐体が小さいといっても、最近の高性能パーツは小型が進んでますので、だいたい搭載できますし、エアフローも水冷やファンの追加などでほぼほぼ何とかなります。
それはいいんです。でも私が言いたいことは違います。
筆者が伝えたいのは、万が一故障があった時の対処です。
「サポートに入ってるから大丈夫!」
たしかにそうかもしれません。ただしサポートは無料でつけられるのは1年まで。2年、3年と加入するならば、最大で本体金額の10%と有料です。
ここまではいいです。延長しておけばOKだと思います。ただ、4年目以降はどうするのでしょうか。
修理になると、パーツの交換になります。
故障したパーツの代わりになるパーツを購入し、工賃を払って交換してもらうか、自分で交換します。交換作業はわりと簡単なので、そこは別に気にしませんが、気になるのは購入するパーツ。
ハイスペックで高額なものが故障すると、それ相応のものを購入しないと性能が下がります。パーツによりますが、ひとつ10万以上してくるものもあります。
交換するときに貯金がないと・・。恐怖ですね。
そんなときでも税込10万円台のゲーミングPCならば、使ってるパーツは最高でも2万円くらいです!修理の際のパーツ交換がぐっと身近になりましたね!
このように、購入した後のことでも、扱いやすいのが税込10万円台のゲーミングPCなのです。
超厳選した3つのおすすめモデル
いいところの紹介おわり!それでは税込10万円のゲーミングPCでおすすめのモデルを紹介します!※2020/04/18時点
結論いうと3モデル中RT5が一番おすすめです。理由はモデルごとに簡単に説明入れてますのでぜひご覧ください。
【ドスパラ】GALLERIA RT5
ドスパラで販売されているGALLERIA RT5。
CPUはRyzen 5 3500、メモリ16GB、グラボがGeForce GTX 1660 SUPER、SSDが256GBと税込10万円で買えるゲーミングPCの最高スペックです。だいたいのゲームが普通に動くんじゃないでしょうか。
筐体はミニタワーですが、GALLERIAはエアフローもしっかりと考えられていて、空間に余裕がありますので、拡張性も十分です。サポートもしっかりしてますしね。
ギリギリ10万円以内ですが、税込10万円のゲーミングPCの中では、1番おすすめできるんじゃないかな。
【パソコン工房】LEVEL-M0B7-i5F-RJS
パソコン工房から販売されているLEVEL-M0B7-i5F-RJS もなかなかいいです。
グラボはGeForce GTX 1660 SUPERを搭載してるのでGALLERIA RT5と変わりませんが、SSDが240GB、CPUがi5、メモリが8GBと、この辺が若干RT5に劣ります。
あまり気にされないならRT5より2,000円程こちらのほうが安いですが、2,000円の差でSSD、CPU、メモリがアップグレードされるRT5のほうがいいんじゃないかなとも思ったりしますね。
【ドスパラ】GALLERIA DJ
3つめのおすすめゲーミングPCもドスパラから販売されているGALLERIA DJ。
RT5との違いはCPUがi5、グラボがGeForce GTX 1660、メモリ8GBと若干性能ダウンするものの、ストレージがSSD 500GBとHDD 2Tを搭載したストレージ強化型。
ゲームがメインならRT5で、動画保存したり、データをよく扱う人はDJをってのがモデルコンセプトですかね。ちなみに値段は同じです。
どっちがいい?って聞かれると、ストレージの追加は比較的簡単に後からでもできるので、RT5のほうがおすすめ度的には高いですかね。
まとめ
今回紹介した「3つのやすい」。周囲に納得させたい人がいるならぜひ使ってみてください。
論破するときは具体的にいくら安くなるとか、どれくらい他の製品が高いかとか、比較対象と数字を見せてやりましょう。根拠をつければ必ず勝てます。
また、おすすめした3製品ですが、筆者がおすすめする順としては、すごく個人的にですが、RT5>LEVEL-M0B7-i5F-RJS>DJになります。グラボは絶対GeForce GTX 1660 SUPERのほうがいい。ゲームの快適さが全然違います。ストレージなんか外付けでもなんでも後からバンバンつけたせますしね。
ということで今回は、困ってるならRT5を買っておけば間違いないですってことだけは覚えておいてください。長々とお付き合いありがとうございました。
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