ここで紹介するのは価格帯が20万円を少し超えるゲーミングPCです。
ちまたの売れ筋よりも少しお高めかもしれませんが、いわゆるハイスペックな機種と言える価格帯になってきます。この価格帯になるとフルHDクラスの画質なら最高画質で、WQHDクラスの画質も高画質で表現できるパワーです。
やりたいゲームがあるけれどPCのパワーが足りないから買い替えを検討という方もいることでしょう。ただし、パワーが上がるということは考慮する点も増えることになります。
特に排熱性能や電源ユニットなどが重要ですが、今まであまり気にしていなかった方もポイントを押さえてチェックしてみてくださいね。
おすすめのゲーミングPC10選!
それでは早速PCを紹介していこうと思います。
ここでは有名なショップのBTOパソコンを取り上げていきます。このクラスだと、そもそも良いパーツで構成されていますが、パーツのカスタマイズがBTOの良さの一つですので、自分の好みや懐事情に合わせてアップグレードを検討してみてください。
ドスパラ
GALLERIA ZA7R-R80S
OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU :AMD Ryzen 7 3700X
グラフィックス: GeForce RTX 2080 SUPER
メモリ :16GB DDR4 SDRAM(PC4-25600/8GBx2/2チャネル)
メインストレージ :1TB NVMe SSD(M.2 2280, 読込速度 3200MB/s, 書込速度 3000MB/s)
電源: 750W 静音電源 【80PLUS GOLD】
ドスパラが販売しているガレリアになります。BTOパソコンの中でもかなり有名どころではないでしょうか。
気になるのはスペックですが、こちらは第3世代のRyzenでもRyzen 7を搭載しております。別モデルにRyzen 9を搭載されているものがありますので、パワー不足と思うかもしれませんが、CPUを比較しているサイトを見てみると、実はそこまでパフォーマンス性能に差はありません。
むしろRyzen 7のほうが発熱や消費電力は少ないため扱いやすいという評価もあるくらいです。自分がどれだけPCに負荷をかけるゲームをするか考えて選ぶと良いかもしれませんね。
GALLERIA ZA7C-R80S
OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Core i7-10700K
グラフィックス: GeForce RTX 2080 SUPER
メモリ: 16GB DDR4 SDRAM(PC4-21300/8GBx2/2チャネル)
メインストレージ: 1TB NVMe SSD(M.2 2280, 読込速度 3200MB/s, 書込速度 3000MB/s)
電源: 750W 静音電源 【80PLUS GOLD】
こちらのガレリアは先ほどご紹介した「ZA7R-R80S」とほぼ同じ構成ですが、CPUがIntel製となっております。ドスパラのサイト上ではベンチマークの結果が公開されておりますが、「ZA7R-R80S」に比べ若干こちらのほうが良い成績をあげているようです。
ただ、気になるほどの差ではないので、AMDとIntelどちらを使いたいかという好みで選んで問題ないのではないでしょうか。または製品仕様から拡張性やインターフェースを確認して選ぶのも良いでしょう。
GALLERIA GCR2070RNF-E
OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Core i7-9750H
ディスプレイ: 17.3インチ リフレッシュレート144Hz フルHD 液晶 (LEDバックライト / 1920×1080ドット表示)
グラフィックス: NVIDIA GeForce RTX 2070 GDDR6 8GB + インテル UHDグラフィックス630
メモリ: 16GB DDR4 SO-DIMM (PC4-21300/8GBx2/2チャネル)
メインストレージ: 512GB NVMe SSD (M.2 2280, 読込速度 3200MB/s, 書込速度 2000MB/s)
バッテリー: リチウムイオンバッテリー(約 4.8時間)
重量: 約2.7kg(バッテリー含む)
さて、今度はノート型のゲーミングPCをご紹介しようと思います。
場所にこだわらずゲームを楽しみたいという方もいらっしゃると思いますので、ご参考にしてください。
こちらのPCはドスパラが販売するガレリアのノートPC型になります。ノートPCの場合、ディスプレイやキーボードもオールインワンで購入となりますので、同じ価格帯だとどうしてもCPUなどのランクが落ちる傾向があります。
もし、ハイスペックなデスクトップと肩を並べるようなスペックを望む場合、もう少し価格帯が上のランクもご検討ください。
FRONTIER
FRGKB460/SG3
OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Core i9-10900
グラフィックス: NVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER
メモリ: 16GB (8GB x2) DDR4 SDRAM PC4-25600 (DDR4-3200)
メインストレージ: 1TB M.2 NVMe SSD
ハードディスク: 2TB HDD
電源: 850W ATX電源 80PLUS GOLD (日本製コンデンサ仕様)
次にご紹介するのはFRONTIERのPCです。こちらはヤマダ電機グループのBTOショップになります。
リンク先のGKシリーズは「カジュアル」という位置づけで、一番お求めやすいランクになるのですが、きっちりとした構成に変更することでハイスペックマシンになる拡張性をもっています。
小型ケースでありながら排気性能に優れ、サイドパネルがワンタッチで開閉可能なためメンテナンス性に優れるなど、こだわりが見られます。
こちらのPCに関しては、スペックを上げてこのお値段なので、もう少しお手軽に購入したい人は、スペックダウンを図ることでお求めやすくなります。
FRGBZ490/SG3
OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Core i9-10900K
グラフィックス: NVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER
メモリ: 16GB (8GB x2) DDR4 SDRAM PC4-25600 (DDR4-3200)
メインストレージ: 500GB M.2 S-ATA SSD
ハードディスク: 2TB HDD
電源: 850W ATX電源 80PLUS GOLD (日本製コンデンサ仕様)
逆にこちらはFRONTIERハのイエンドであるGBシリーズです。
お値段的にあまり変わりがないので、どれだけFRGKB460/SG3が「頑張って」あのスペックになったかというのが良くわかります。
両者の一番の違いはチップセットです。FRGKB460/SG3がIntel B460チップセット搭載のマザーボードに対して、こちらはIntel400シリーズ最高峰のZ490を搭載したマザーボードとなっております。
また、サイドフロー式のCPUクーラーもついていますので、ヘビーユーザーの方にも安心です。余裕を持った使い方をしたい方はこちらのモデルがおススメですね。
パソコン工房
LEVEL-M0B4-R9XT-VWX
OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: AMD Ryzen 9 3900XT
グラフィックス: GeForce RTX 2080 SUPER
メモリ: 16GB(8GB×2) DDR4-2666 DIMM (PC4-21300)
メインストレージ: 500GB NVMe対応 M.2 SSD
電源: 700W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源
こちらはミニタワーなので少し小さめです。コンパクトなモデルをお探しの方には良いと思います。
また、このモデルでも最近評価が高いAMD製のRyzenを搭載しており、ゲーマーや動画配信者に最適なCPUとして紹介されているモデルなので、スペック的にも安心です。
メインメモリについては8GBが2枚の構成となっていますが、16GB×4枚まで対応しているようです。グラフィックスはGeForce RTX 2080 SUPERを搭載しているため文句なしですね。
LEVEL-R049-LCiX7K-VWXH-CR
OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Core i7-10700K
グラフィックス: GeForce RTX 2080 SUPER
メモリ: 16GB(8GB×2) DDR4-2666 DIMM (PC4-21300)
メインストレージ: 500GB NVMe対応 M.2 SSD
ハードディスク: 2TB Serial-ATA HDD
電源: 700W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源
こちらもパソコン工房さんのiiyamaのPCです。こちらのPCはCPUがIntel製となっております。いまIntelとAMDはほとんど性能差がない、むしろAMDのほうが優っているという記事も見かけますが、CPUはやっぱりIntel製が良い!という方はこちらのモデルはいかがでしょうか。
また、このモデルの特筆すべきは水冷CPUクーラーを搭載していることです。水冷式の方が優れているとは一概に言えませんが、長時間のゲームを考えている方であれば水冷式搭載のこちらのモデルを検討してみるのも良いかと思います。
マウスコンピューター
G-Tune HN-Z
OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Core i7-10700K
グラフィックス: GeForce RTX 2070 SUPER
メモリ: 16GB PC4-21300
メインストレージ: M.2 SSD 512GB NVMe対応
ハードディスク: 2TB
電源: 800W 【80PLUS TITANIUM】
マウスコンピューターでは現在プロゲーマーたちとG-Tuneでコラボレーション中です。こちらでご紹介するPCは、FPSをやろうと思っている方にとって選びやすいモデルになるかと思います。
グラフィックスはGeForce RTX 2070 SUPERを搭載しており、用途に合わせてはGeForce RTX 2080Tiにもアップグレード可能ですが、アップグレードしなくても全く問題ない性能です。4K画質でのプレイを考えている人は検討してみてください。
また、電源の性能が80PLUSの中で最高グレードのTITANIUMとなっていますので省エネ性能も抜群です。こうした点もさすがのスペックと言えると思います。
G-Tune HP-A
OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: AMD Ryzen 9 3900XT
グラフィックス: GeForceR RTX 2070 SUPER
メモリ: 16GB PC4-25600
メインストレージ: M.2 SSD 1TB NVMe対応
ハードディスク: 2TB
光学ドライブ: DVDスーパーマルチドライブ
電源: 800W 【80PLUS TITANIUM】
G-Tuneフラグシップモデルの流れをくんでいるモデルの一つです。黒い筐体に赤いラインが印象的な、見た目にも高級感が漂う1台となっています。
スペックは先ほどの「G-Tune HN-Z」と似ていると思われるかもしれませんが、こちらはCPUがRyzen 9とAMD X570チップセット搭載のマザーボードの組み合わせになりますので、Ryzen搭載機を考えている方はこちらをご検討してみるのはいかがでしょうか。
ハイスペック機ならではのエアフローを考慮した内部構造や、高い省エネ性能にも注目です。
G-Tune H5
OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Core i7-10875H
ディスプレイ: 15.6型 フルHDノングレア (240Hz)
グラフィックス: GeForce RTX 2070 SUPER / インテルR UHD グラフィックス
メモリ: 16GB (8GB×2)
メインストレージ: 512GB (NVMe対応) M.2 SSD
バッテリー: 約 10.0時間
重量: 約 2.21kg
こちらはマウスコンピュータのゲーミングノートです。特筆すべきはディスプレイのリフレッシュレートでしょうか。240Hzですのでプロクラスのかなり滑らかな映像が期待できます。
ゲームをする方ならばリフレッシュレートは最重要チェックポイントであると思いますので、デスクトップPCのように別途モニターを購入せずともこのリフレッシュレートでプレイできるのは、ノートPCのかなり有利な点であると言えるでしょう。
また、持ち運んで電源がないところでのプレイも、動作時間約10時間とのことで安心です。
仕様表によるものなので、完全にこの時間稼働するとは言えないと思いますが、ノートPCの恩恵を十分に受けることができそうです。
さいごに
いかがでしたでしょうか。PCを選ぶ際にチェックする項目は少なくありません。
まだPCにあまり詳しくないという方は、信頼のおけるショップで構成してくれたBTOモデルを購入するのが安心ですね。もしくは、直感的に思い切ってデザインで選ぶのも良いかもしれません。
またはここでご紹介したBTOパソコンのパーツをじっくり調べていただければ、自作の道も開けるでしょう。ショップの店員さんに相談したら、同じくらいの金額で自分に最適な自分だけの1台が作れるかもしれませんよ。
購入したPCでサクサク動くゲームを想像するとワクワクしますよね。悩んでいる時間は意外と一番楽しい時間だったりしますので、じっくり悩んで自分にベストの1台を選んでください。
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