電源は容量や認証でどれだけ違う?ゲーミングPCの電源の選び方

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パソコンを選ぶときに、CPUやメモリなどに目が行く方が多いと思いますが、電源も重要なパーツの一つです。

品質の悪い電源を選んでしまうとパソコンの故障や性能の低下につながります。

特にゲーミングPCの場合はスペックが高いパーツが搭載されていることがほとんどですので、その分電源も良いものを選ばなければなりません。
今回は電源のスペックと選び方について説明します。

パーツごとの電源容量

電源容量はパソコンに搭載されているパーツのスペックに応じて適したものを選ぶ必要があります。

パーツごとに必要な電力が示されているので、これをもとに計算してちょうど良い電源容量を決めていきます。

特に電力を必要とするパーツはCPUとグラフィックボードです。

CPU

CPUの消費電力は仕様に記載されていないことが多いのですが、その場合は代わりにTDP(熱設計電力)という数値が記載されています。

TDPは簡単に説明するとCPUの放熱量を表していて、CPUが消費する電力は多くが熱として放出されます。

しかし、すべてが熱に変わるというわけではないため、実際の消費電力はTDPより大きい値になります。

例えば、intelのCPUであるcore i5-8400というミドルクラスのゲーミングPCによく搭載されるCPUではTDPが65Wと記載されていますが、実際は負荷が高いときに65Wを超えてしまいます。

もし電源の電源容量がギリギリのものを使用していた場合電力が足りなくなっていまい、負荷がかかった時にパソコンが正常に動作しなくなってしまうことがあります。

そのため、TDPの1.5倍~2倍程度の消費電力で計算すると良いでしょう。

グラフィックボード

グラフィックボードは仕様に消費電力が記載されていることが多いです。

念の為、仕様に記載されている消費電力より少し多く見積もっておくと安心です。

そのほかのパーツ

CPUとグラフィックボードは特に電力を消費するパーツですが、他の部分でも電力は消費されます。

大抵パーツの仕様に記載されていますが、目安としてゲーミングPCの場合はCPUとグラフィックボード以外に大体150Wくらい必要になります。

しかし、だからといって各パーツの合計の消費電力ギリギリの電源容量の電源を選べば良いというわけではありません。

先程も述べたように、消費電力が足りなくなってしまうとPCが正常に動作しなくなったり故障してしまったりすることがあります。

さらに、電源の容量すべてを消費電力として利用することはできません。

電源には電源効率というものがあり、例えば電源効率が80%の電源では500Wの電源容量があっても400Wしか実際には使えないということになります。

以下では電源効率について詳しく説明していきます。

電源効率とは?

電源効率とは、電源の容量のうちどれだけ実際に使うことができるかを示したものです。

電源には効率と品質を保証した「80PLUS認証」というものがあります。

80PLUS認証は電源効率が80%以上の電源に与えられる認証で、最近の電源はほとんど80PLUS認証がついています。

この規格に準拠している電源は電源効率だけでなく静音性や発熱の抑制にも優れています

80PLUS認証には6つのランクがあります。それぞれのランクにおける電源効率は以下のようになっています。

80PLUS STANDARD (スタンダード) :80%

80PLUS BRONZE (ブロンズ) :81%~85%

80PLUS SILVER (シルバー) :85%~89%

80PLUS GOLD (ゴールド) :87%~92%

80PLUS PLATINUM (プラチナ) :89%~94%

80PLUS TITANIUM (チタニウム) :90%~96%

電源効率に幅があるのは、電源効率は電源へかかる負荷によって変わってくるためです。

効率は負荷が50%のときに最大になると言われています。

おすすめのランクは?

WordやExcelなどしか使わないPCにはSTANDARDやBRONZEで十分ですが、ゲーミングPCでは少なくともBRONZE以上をおすすめします。

ハイエンドなゲーミングPCやゲームを長時間やる場合はGOLD以上の電源が良いでしょう。

また、電源効率が低いと発熱や騒音が大きくなる傾向があります。

電源効率が低いということは熱として使われる電力の割合が大きいということなので、消費電力に対する発熱が大きくなります。

そうすると、PCが冷却しようとしてファンの回転数が上がり、音も大きくなってしまいます。

なので、発熱や静音性を重視したい方はGOLD以上の電源がおすすめです

電源容量に余裕を持つことで得られる3つのメリット

電源容量には余裕を持って電源を選ぶようにしましょう。

電源容量に余裕を持つメリットは3つあります。

パソコンの故障や不具合を防ぐ

電源容量を消費電力が超えてしまうとパソコンが正常に動作できなくなってしまうのでギリギリのものを選ばないようにしましょう。

電源容量に余裕があることで、発生する熱量を抑えることができますので、故障確率を大幅に下げることができます。

パソコンの寿命を伸ばすことができる

電源の劣化はパソコンの劣化に大きく影響します。

電源は高負荷の状態で長時間使用すると早く劣化してしまいます。

負荷が50%程度になるように電源を使用することで、長くパソコンを使い続けることができます。

PCのパーツの交換や増設を行うときに容量が足りなくなってしまうのを防ぐ

もし容量に余裕がない場合、新しい高性能なパーツに交換しようとしても電力が足りず交換できなくなってしまいます。

特にグラフィックボードは新しいものに交換するだけでゲームをするときに効果を実感しやすいため、何年かして性能がいいグラフィックボードが発売されたら交換する人も多いです。

以上を踏まえて、電源容量は想定される消費電力の1.5倍~2倍程度のものを選ぶといいでしょう。

直出し式とプラグイン式

これは完成品やBTOでPCを購入する方にはあまり関係ありませんが、自作でゲーミングPCを作ろうとしている方は確認しておくと良いでしょう。

電源には直出し式とプラグイン式の2種類があります。

直出し式

Thermaltake Smart 500W -STANDARD- PC電源ユニット PS624 PS-SPD-0500NPCWJP-W

すべてのケーブルが初めから電源と接続されています。

直出し式の場合、いらないケーブルがあってもまとめてパソコンの中に収納しなければならないため、ケーブルの整理が難しいです。

逆に足りないケーブルがあったら余っている他の形のケーブルに変換ケーブルを接続して必要なケーブルを確保しなければなりません。

プラグイン式

玄人志向 電源 KRPW-BKシリーズ 80PLUS Bronze 650W ATX電源 KRPW-BK650W/85+

プラグイン式は電源側にもケーブルの差込口がついており、必要なケーブルのみ接続するのでパソコンの中に余計なものを残さないようにできます。

直出し式とプラグイン式ではプラグイン式のほうが少し価格は高めですが、特に小さめのケースで組み立てようと考えている方はプラグイン式を選ぶことできれいに配線できるのでおすすめです。

さいごに

以上が電源の選び方のポイントになります。

電源はパソコンを使う上で性能を実感することは少ないかもしれませんが、ちゃんとした電源を選ぶことで故障率を大幅に下げることができます。

パソコンを長く使うためにも、今回の内容を参考に最適な電源を選びましょう。

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