ゲーミングPCは入門モデルからハイエンドモデルまで、とても幅広いラインナップが取り揃えられています。
これからゲーミングPCを購入して、ゲームの世界に飛び込もうとしている人は、まずゲーミングPCがどんなものか分からないかもしれません。
そこでおすすめしたいのが、入門モデルのゲーミングPCです。ゲーミングPCというものを知るうえで適切なものであり、様々なゲームを快適に楽しめます。
今回は入門モデルのゲーミングPCがどれくらいの性能を持っているのか、またおすすめのゲーミングPCと合わせて紹介していきます。
初心者向けのゲーミングPCの性能は?
ゲーミングPCの入門モデルといっても、普通のパソコンと比べて、どのように違うのかが分かりにくいかもしれません。
CPUやメモリに関しては普通のパソコンと遜色ない場合がありますが、大きく違うのはグラフィックボードを搭載しているかどうかになります。
パソコンでゲームをするなら、グラフィックボードは欠かせないパーツです。
ゲームをするためには大きな負荷がかかるため、映像を専門的に処理するパーツが必要になることから、グラフィックボードの有無でゲーミングPCかどうかが決まります。
まずは具体的に、ゲーミングPCの入門モデルはどのようなパーツ構成になっているのか、それぞれ見ていくことにしましょう。
CPU
CPUに関しては、Intel社製Core i5が搭載されているゲーミングPCが多くなります。
性能はCore i7などと比べて物足りない部分がありますが、入門モデルの価格が10万円前後に抑えられている理由は、CPUの部分が大きいと言えるでしょう。
だからといって、ゲームをプレイする際に不十分があるわけではありません。
各ゲームの必要スペックを十分に満たしているため、ゲームが起動できないという問題が起こる可能性がなく、ストレスも感じないはずです。
メモリ
ゲーミングPCの入門モデルは、メモリが8GBになっているのが一般的に。
8GBはパソコンでゲームをする際に必要最低限の数字で、今や8GB以下ではパソコンの作業を快適に進めるのも難しいでしょう。
一部の入門モデルでは、16GBにグレードアップされているものもあります。16GBもあれば、ゲーム以外の複数のソフトを同時に起動することができ、安定します。
言い換えれば、8GBの容量だと複数のソフトを同時に動かすのは厳しく、ソフトやアプリが落ちてしまうという問題に見舞われる可能性がありますので注意しましょう。
グラフィックボード
ゲーミングPCを決定づけるのに重要なグラフィックボードは、GeForce GTX1080やGeForce GTX1660などが採用されている傾向にあります。
GeForce GTX1660であれば、どのゲームでも快適にプレイできるだけの性能を持っています。
しかし使い続けるうちに、より美麗グラフィックや滑らかな映像を求めるようになるかもしれません。
もしも物足りないと感じるようになれば、より高性能なグラフィックボードに交換することをおすすめします。
入門モデルのゲーミングPCでできること
入門モデルのゲーミングPCは、ゲームを快適にプレイできる最低限のスペックで構成されているのが特徴です。
映像がカクついたり汚かったりなどという問題はありません。しかしゲームをプレイするうちに物足りなさを覚え、もっと綺麗な映像で楽しみたいと思うようになるのも事実。
そういった場合はグラフィックボードを交換することで解決できますので、新しくゲーミングPCを買い直す必要がありません。
また、ゲーミングPCで生放送やゲーム実況動画の作成をする場合、メモリ容量が不足しがちなであるため、作業が快適ではない可能性もあります。
特に3Dモデルを動かしたVtuber活動を考えている人は、入門モデルではなくミドルクラス以上のゲーミングPCを手に取ることをおすすめします。
入門モデルのゲーミングPCで遊べるゲームは?
ここからは、具体的に入門モデルのゲーミングPCはどのようなラインナップになっているのかを紹介していきましょう。
BTOショップでは入門モデルと謳って、およそ10万円前後の価格帯でゲーミングPCを販売しています。
いずれもパーツ構成が異なっており、部分的なグレードアップも可能であるなど、特徴が異なっているため、予算に応じて選ぶといいでしょう。
ここでは特におすすめしたい入門モデルのゲーミングPCを紹介していますので、これからゲーミングPCを買おうと考えている人は、ぜひチェックしてみてください。
【ドスパラ】GALLERIA RT5
・CPU:Ryzen 5 2600
・メモリ:16GB DDR4
・グラフィックボード:GeForce GTX1660 Super 6GB
・ストレージ:512GB NVMe SSD / HDD 無し
ドスパラで販売しているGALLERIA RT5は、大きな特徴としてCPUにRyzen 5 2600を採用している部分が挙げられます。
一般的なパソコンであればIntel社製CPUを搭載していますが、AMD社製のRyzen 5を搭載していることにより、価格を大幅に抑えることに成功しています。
メモリも16GBを搭載、グラフィックボードにはGeForce GTX1660を採用していますので、ゲームを快適にプレイできるスペックを持っていると言えるでしょう。
できるだけ購入費用を安くしておきたいという人は、AMD社製のCPUを搭載したゲーミングPCを選ぶという選択肢があります。
【ドスパラ】GALLERIA MT
・CPU:Core i7-9700
・メモリ:16GB DDR4
・グラフィックボード:GeForce GTX1660Ti 6GB
・ストレージ:250GB SSD / 1TB HDD
GALLERIA MTは、CPUをIntel社製Core i7を採用しています。
一般的な入門モデルのゲーミングPCと言えるスペック構成になっており、GALLERIA MTを買えば、初心者にとって間違いのない選択と言えるでしょう。
CPUの性能が高くなっていますので、ゲーム以外の用途でも快適に使えるだけでなく、ゲーム実況や生放送といった複数のソフトを同時に使用する状況にも耐えてくれます。
【マウスコンピューター】NEXTGEAR-MICRO im610SA3
・CPU:Core i5-9400
・メモリ:8GB DDR4
・グラフィックボード:GeForce GTX1660
・ストレージ:240GB SSD / 1TB HDD
マウスコンピューターが販売しているNEXTGEAR-MICRO im610SA3は、プロゲーミングチーム「DetonatioN Gaming」が推奨している入門モデルです。
世界的に大人気のゲーム「League of Legends」に適したゲーミングPCとなっており、価格.comでプロダクトアワード金賞を受賞したモデルの後継機になっています。
メモリ容量は8GBとなっていますが、ゲームを集中してプレイしたいという人には、うってつけの入門モデルと言えるでしょう。
【マウスコンピューター】NEXTGEAR i690BA3
・CPU:Core i5-9400
・メモリ:8GB DDR4
・グラフィックボード:GeForce GTX1650
・ストレージ:240GB SSD / 1TB HDD
NEXTGEAR i690BA3は、ゲーミングPC最初の1台目としておすすめできる入門モデルになっています。
10万円を切る価格に設定されており、その理由はCPU・グラフィックボードが、ゲームをするにあたって快適性を保てるほどの性能を持つパーツが選ばれているため。
初心者の人はゲーミングPCでゲームをプレイする楽しさや魅力が分かりにくいはずです。なぜゲーミングPCが必要なのか、またゲーミングPCでゲームをする楽しさを知るための、最初の1台目にえらんでみることをおすすめします。
【パソコン工房】LEVEL-M0B6-i5F-RX
・CPU:Core i5-9400F
・メモリ:8GB DDR4
・グラフィックボード:GeForce GTX1660Ti 6GB
・ストレージ:SSDなし / 1TB HDD
パソコン工房のLEVEL-M0B6-i5F-RXは、ミニタワー型のゲーミングPCです。
本体の大きさがコンパクトに抑えられているため、設置スペースに困らないというのが大きな特徴になっています。
ストレージはHDD 1TBとなっていますが、こちらもゲーミングPC最初の1台目として選ぶのに十分におすすめできるマシンです。
まとめ
初心者の人からすれば、ゲーミングPCは何を意識して選べばいいのかが分からないでしょう。メモリ容量やCPUのグレード、グラフィックボードの性能など、様々な部分からゲーミングPCを選ぶ必要があります。
しかしドスパラやパソコン工房などのパソコン専門店では、ゲーム向けに構成したパソコンをゲーミングPCとして販売しています。価格帯も様々ですが、まずは入門モデルと謳われている1台を選ぶといいでしょう。
まずは入門モデルを選び、ゲーミングPCでゲームをする楽しさを知ってみてください。そこから何が物足りないのか、もっと綺麗な映像で楽しみたいという欲求が生まれてきますので、それから高性能なグラフィックボードなどに手を出すと失敗がありません。
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