ゲーミングPCのメモリ使用量の見方|16GBで足りないサインと確認手順

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冒頭:ゲーミングPCのメモリ使用量を確認する方法

ゲーミングPCでメモリ不足が起きているかを確認するには、Windowsのタスクマネージャーで「メモリ」タブを開き、使用量が物理メモリの90%以上になっているか確認します。16GBメモリ搭載でも、ゲーム+配信+ブラウザなど複数アプリを同時実行すれば不足します。本記事では、メモリ不足のサイン、確認手順、増設判断の基準を解説します。

この記事で得られること

  • タスクマネージャーでメモリ使用量を確認する具体的な場所と見方
  • ゲーム中にメモリ不足が起きているサインと症状
  • 16GBで足りないケース、増設が必要な判断基準
  • メモリ不足と他の原因(CPU、GPU、ストレージ)の見分け方
  • メモリ増設と新しいPCへの買い替えを判断するポイント

ゲーミングPCのメモリ使用量を確認する手順

タスクマネージャーを開く方法

メモリ使用量を確認する最も一般的な方法は、Windowsのタスクマネージャーです。

  1. Ctrl + Shift + Escを同時押し、または右下のトレイで右クリック→「タスクマネージャー」を選択
  2. 「パフォーマンス」タブをクリック
  3. 左メニューから「メモリ」を選択

画面に表示される数字の見方:

  • 使用中(青色グラフ):現在使われているメモリ容量
  • コミット済み:実メモリとページファイル(HDD/SSD上の仮想メモリ)を合わせた使用量
  • キャッシュ:アプリが再利用する可能性のある予備メモリ

メモリ使用率の計算方法

メモリ使用率(%)= 使用中 ÷ 合計 × 100

例:使用中が13GB、合計が16GBの場合→ 81%

ゲーム中にこの数字をリアルタイム監視したい場合は、Afterburnerなどのオーバークロックツールをオーバーレイ表示する方法も有効です。

メモリ不足が起きているサインと症状

メモリ不足時に現れる症状一覧

症状 判断 確認方法
ゲーム中の突然のFPS低下 メモリ不足の可能性 タスクマネージャーで使用率を確認
システム全体の激しいカクつき メモリ不足が主原因の可能性が高い HDD/SSDのアクセスランプが点灯しているか確認
ゲーム起動直後は快適、時間経過で徐々に低下 メモリリークの可能性 起動直後と1時間後のメモリ使用量を比較
他のアプリを閉じるとゲームが快適になる メモリ不足が原因 バックグラウンドアプリを整理
ゲーム内設定を下げても改善しない メモリ不足、またはCPU/GPU不足 PCが重い原因を切り分ける

ページファイル使用時の警告サイン

タスクマネージャーの「コミット済み」がメモリの物理容量を超えている場合、ページファイル(HDD/SSD上の遅い仮想メモリ)を使っている状態です。この場合、ストレージアクセスが発生するため、ゲームの読み込み遅延やカクつきが顕著になります。

16GBメモリで足りないケースと増設判断

16GBで不足する使用用途

ゲーム単体なら16GBは十分です。しかし、以下のように複数のアプリを同時実行する場合は不足する可能性があります。

  • ゲーム+OBS(配信ソフト)+ブラウザ(複数タブ)
  • ゲーム+Discord+YouTubeストリーミング+Discordボット運用
  • ゲーム+動画編集ソフト立ち上げっぱなし
  • 複数ゲームの同時実行(テスト目的など)
  • VM(仮想マシン)を立ち上げながらのゲーム

増設が必要な判断基準

以下の条件に当てはまる場合、32GBへの増設を検討します。

  1. タスクマネージャーのメモリ使用率が常時85%以上
  2. 「コミット済み」が物理メモリを超えている状態が頻繁
  3. バックグラウンドアプリを最小化してもゲームのFPSが改善しない
  4. 配信や動画制作などの重い作業とゲームを並行する

増設ではなく「アプリを閉じる」で解決するケース

逆に、以下の場合は増設不要です。

  • ブラウザタブが20個以上開いている → 不要なタブを閉じる
  • バックグラウンドアプリが多い → スタートアップを整理
  • ゲーム起動時だけ使用率が高い → ゲーム自体のメモリリークの可能性

メモリ不足と他の原因の見分け方

CPU不足との違い

CPU不足の場合、タスクマネージャーの「CPU」使用率が80%以上に達し、メモリはまだ余裕があります。この場合、メモリ増設は効果なく、より高性能なCPUが必要です。

GPU不足との違い

GPU不足の場合、メモリとCPUは余裕があるのに、FPS(フレームレート)が上がりません。グラフィック設定を下げるか、より高性能なGPUが必要です。

ストレージ速度不足との違い

SSD容量が逼迫している場合、メモリに余裕があってもページファイルの読み書きが遅くなり、結果的にシステムが重くなります。SSD容量の確認方法を参考に、ストレージの空き容量を確認してください。

より詳しく原因を調べたい場合

メモリ以外の複合的な原因が疑われる場合は、ゲーミングPC診断で総合的に判断することをお勧めします。

メモリ増設と新しいPC買い替えの判断

メモリ増設で解決する場合

  • ゲーミングPC自体は3年以内
  • CPU、GPUのスペックは現在でも十分(最新ゲームを中設定以上でプレイ可能)
  • メモリだけが使用率100%に達する
  • 増設後も同じPCを3~5年使う予定

この場合、32GBへの増設コストは比較的低く、費用対効果が高いです。

買い替えを検討すべき場合

  • PCが5年以上前のモデル
  • メモリだけでなく、CPU、GPU性能も最新ゲームに追いつけない
  • メモリ増設後も他の部品がボトルネックになる見込み
  • 買い替えで複数の部品を同時に強化できる

より詳しいスペック判断は、ゲーミングPC診断スペック表の見方を参照してください。

メモリ不足時よくある質問

仮想メモリ(ページファイル)の容量を増やすと改善する?

一時的には多少改善する可能性がありますが、根本的な解決にはなりません。ページファイルはSSD上の遅いメモリのため、実メモリの増設と比べると速度が大幅に低下します。

32GBメモリは本当に必要か?

ゲーム単体なら16GBで十分です。32GBは、配信、動画制作、複数ゲーム並行実行など、メモリを多く消費する作業を常時行う人向けです。

メモリ不足がないか定期的に確認する方法は?

Afterburnerなどのモニタリングツールでオーバーレイ表示をオンにすれば、ゲーム中のメモリ使用率をリアルタイム表示できます。週1回程度、通常プレイ時の使用率をチェックすることをお勧めします。

メモリ使用率が100%になるとどうなる?

その時点で、ページファイル(SSD上の遅い仮想メモリ)が使われ始めます。この状態が続くと、システム全体が大幅に遅くなり、ゲーム内でも目に見えてカクつきが増加します。

まとめ:メモリ不足を確認したら次は原因を切り分ける

ゲーミングPCのメモリ不足を確認するには、タスクマネージャーで使用率を見るのが最も確実です。16GBで足りない場合は、複数アプリの同時実行が原因なことがほとんどです。

ただし、メモリ不足だけでなく、CPU、GPU、ストレージなど複合的な原因がないか確認することが重要です。問題診断ページでは、症状からゲーミングPC全体の問題を切り分ける手順を解説しています。ご自身のPCの状態をより詳しく診断したい場合は、あわせてご参照ください。

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