「10万円台のゲーミングPCでもゲームは遊べる」
購入前、何度も目にした言葉です。
初めてのゲーミングPC。
できれば安く始めたい。
でも、安すぎて失敗するのは嫌。
そう考えた結果、
10万円台のゲーミングPCという選択は、
自分にとってちょうどいい落としどころに見えました。
スペック表を見ると、
グラフィックボードも搭載されている。
フルHD対応と書かれている。
レビューも悪くない。
だから、
「これで後悔することはないだろう」
そう思って購入しました。
実際に使って感じた違和感【10万円台ゲーミングPCの現実】
使い始めた直後は、正直楽しかったです。
ロードも速いし、以前使っていたPCより明らかに快適。
ただ、しばらく遊んでいるうちに、
少しずつ違和感が出てきました。
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フレームレートが安定しない場面がある
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グラフィック設定を上げると動作が不安定になる
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ファン音が想像以上に気になる
ゲームが起動しないわけではありません。
落ちるわけでもない。
でも、
「思っていた快適さ」とは違う
そんな感覚が残りました。
「遊べる」と「快適に遊べる」は別だった
10万円台のゲーミングPCで一番つらかったのは、
常に設定を気にしながら遊ばなければならなかったことです。
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画質を少し下げる
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エフェクトを切る
-
場面によって設定を変える
確かに、ゲームは遊べます。
ただし、
何も考えずに楽しめる状態ではありませんでした。
「このゲームは軽いから大丈夫」
「この設定なら問題ない」
そんなふうに、
妥協を重ねながら遊ぶことが当たり前になっていきました。
後悔した理由は「性能不足」ではなかった
後悔がはっきりしたのは、
少し負荷の高いゲームをプレイしたときです。
事前に調べた情報では、
「設定を下げれば動く」と書かれていました。
確かに動きます。
でも、
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フレームレートが不安定
-
処理落ちで集中が切れる
-
プレイに没頭できない
その瞬間、
10万円台という価格だけで選んだことを自覚しました。
スペックは確認していた。
最低要件も満たしていた。
それでも、
「自分がどこまでの快適さを求めているのか」
そこを一度も整理していなかったのです。
今振り返って分かった、10万円台ゲーミングPCで後悔しやすい理由
今思うと、
10万円台のゲーミングPCが悪いわけではありません。
後悔の原因は、
価格だけを基準にしてしまったことでした。
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最低限遊べればいいのか
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快適に長時間遊びたいのか
-
将来的に他のゲームも遊びたいのか
この基準を決めないまま、
「10万円台ならコスパがいいだろう」
と考えてしまった。
結果として、
期待と現実のズレが後悔につながったのだと思います。
10万円台のゲーミングPCでよくある3つの勘違い
10万円台のゲーミングPCで後悔しやすい理由は、
スペックそのものよりも、考え方のズレにあります。
実際に使ってみて感じた、
よくある勘違いを整理します。
勘違い① グラフィックボードがあれば十分だと思っていた
購入前は、
「グラボが載っている=ゲーミングPC」
という認識でした。
確かに、
GPUがなければゲームは快適に動きません。
ただ、実際には、
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CPU性能
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メモリ容量
-
冷却性能
このあたりが足を引っ張ると、
GPUの性能を活かしきれません。
部分的なスペックだけ見て判断するのは危険だと、
使ってから気づきました。
勘違い② 設定を下げれば問題ないと思っていた
「画質を下げれば遊べる」
これは事実です。
ただ、
毎回設定を妥協しながら遊ぶことが、
想像以上にストレスになります。
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新作を出すたびに設定調整
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アップデート後の再設定
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動作が不安定になる不安
結果的に、
ゲームそのものより“PCのご機嫌取り”に時間を使う
状態になっていました。
勘違い③ あとから何とかできると思っていた
10万円台のゲーミングPCを選んだ理由の一つが、
「あとからパーツを足せばいい」という考えでした。
ただ実際には、
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電源容量に余裕がない
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ケースや冷却が前提ギリギリ
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交換コストが高くつく
など、
現実的にアップグレードしづらい構成も多いです。
最初に選んだ価格帯が、
そのまま限界ラインになることも珍しくありません。
それでも10万円台のゲーミングPCが向いている人
ここまで読むと、
「10万円台はやめた方がいい」と感じるかもしれません。
ただ、
すべての人に向いていないわけではありません。
例えば、
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軽いゲームだけを遊ぶ人
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設定調整が苦にならない人
-
サブ機として使いたい人
こうした条件に当てはまるなら、
10万円台のゲーミングPCでも問題なく使えるケースはあります。
重要なのは、
自分がどの立場なのかを理解した上で選ぶことです。
後悔しないために、次に考えるべきこと
10万円台のゲーミングPCで後悔した経験から、
一つはっきり言えることがあります。
それは、
価格を先に決めると、判断を間違えやすいということです。
本来は、
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どれくらい快適に遊びたいのか
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どんなゲームをどのくらいの頻度で遊ぶのか
-
何年くらい使うつもりなのか
こうした基準を先に決めるべきでした。
価格は、
その結果として自然に決まるものです。
価格帯で迷っている人へ
もし今、
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10万円台でいいのか迷っている
-
もう少し予算を上げるべきか悩んでいる
-
「後悔しないライン」を知りたい
と感じているなら、
一度、価格帯ごとの考え方を整理しておくのがおすすめです。
ゲーミングPCを選ぶときの判断基準や、
価格帯ごとの目安については、
別の記事で整理しています。
まとめ|10万円台が悪いのではなく、選び方の問題だった
10万円台のゲーミングPCを買って後悔した理由は、
価格そのものではありません。
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自分の求める快適さを整理していなかった
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「遊べる」と「満足できる」を混同していた
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判断軸を持たずに選んでしまった
ただ、それだけの話でした。
この経験を踏まえれば、
次は同じ失敗を繰り返さずに済むと思っています。
これからゲーミングPCを選ぶ人は、
価格より先に、自分の基準を決めることを
意識してみてください。
