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「3万円以下の240Hzは妥協品」——その常識を覆したモニター
「どうせ安いだけで画質は微妙でしょ」——正直、筆者もそう思っていました。ところが実際にBenQ MOBIUZ EX270M(税込26,980円)を使い始めてから、ヴァロラントとApexの撃ち合い結果が明らかに変わりました。さらに2.1chスピーカーまで内蔵されていて、外付けサウンドシステムが丸ごと不要になったのです。今回はこのモニターを実際に使って感じたことを、包み隠さずレビューします。
スペック:数字の一つひとつに意味がある
EX270Mの主なスペックは以下のとおりです。
- パネル:27インチ/フルHD(1920×1080)/IPS
- リフレッシュレート:240Hz
- 応答速度:1ms(GtG・MPRT両対応)
- 色域:sRGB 99%
- HDRi対応/Black eQualizer搭載
- スピーカー:2.1chサウンドシステム内蔵
- HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.2×1
240Hzというのは60Hzと比べて1フレームあたりの表示時間が約75%短くなる、という意味です。敵の動きを画面が先に捉えてくれるため、撃ち合い時の「見てから反応する」精度がハードウェアレベルで向上します。これが26,980円で手に入るのは、なかなか衝撃的な事実です。
実際に使って感じた変化
それまで使っていたのはフルHD・144Hzのごく標準的なゲーミングモニターでした。半年ほどヴァロラントのレートが停滞していて、「自分のエイムの問題だ」と思い込んでいました。EX270Mに替えて初めてゲームを起動した瞬間、動きの滑らかさは「確かに違う」と直感しました。144Hzから240Hzへの変化は60→144Hzほど劇的ではありませんが、敵キャラクターの輪郭がブレにくく、照準を合わせるときの追従感がはっきり改善されています。数試合こなすうちに、撃ち合いに勝てる場面が増えてきました。
また、2.1chスピーカーの存在も予想以上でした。低音がしっかり出るため、足音や銃声の方向感が掴みやすく、ゲームへの没入感もアップ。別途スピーカーを購入しなくて済んだのは、コスト面でも大きなメリットです。
競合との比較:8,000円の差をどう使うか
同価格帯のライバルとして挙げられるのがASUS TUF Gaming VG279QM(約35,000円)です。リフレッシュレートは280Hzとこちらが上ですが、HDRiやBlack eQualizerは非搭載で、スピーカーも平凡な内蔵タイプ。8,000円の差額を出してリフレッシュレートを40Hz上げるか、それともその予算をマウスやヘッドセットに回すか——トータルのゲーム環境を考えると、EX270Mに軍配が上がる場面は多いでしょう。
こんな人に特におすすめ
EX270Mが特に刺さるのは次のような方です。
- ヴァロラント・Apex・シージ・フォートナイトなどFPS/TPSをプレイしていて、まだ60Hzや144Hzのモニターを使っている方
- PS5やXboxをHDMI 2.0で接続したいコンソールゲーマーの方(HDMI 2.0が2系統あるのは地味に便利)
- スピーカーも一緒に揃えたいが予算を抑えたい方
26,980円で撃ち合い環境が物理的に変わる——このコスパは、今の市場でもトップクラスだと断言できます。FPS上達のために課金するなら、まずモニターから見直してみてください。
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