パソコンでゲームを楽しんでいると、より綺麗なグラフィックで楽しみたいという想いや、快適な動作で遊びたいという欲求が高まってきます。
それらの願いを叶えてくれるのがハイスペックゲーミングPCです。
しかしハイスペックなゲーミングPCは、必要となる予算が30万円前後ととても高価な買い物になってしまいがち。
ただハイスペックモデルは、どの点で優れているのかが分からないという人がいるかもしれません。
そこで今回は、予算30万円のゲーミングPCの性能について解説していきます。
30万円のゲーミングPCは全てが高性能に
ゲーミングPCを購入するにあたって、30万円ほどの予算があれば全ての環境が超快適になると断言できます。
いわゆるハイスペックモデルと呼ばれており、その名に恥じない性能で動作してくれるのが特徴です。
それでは具体的に、どのパーツがどのくらい優れているのかを紹介しておきましょう。
一般的なゲーミングPCとは、どこがどう違うのかをチェックしてみてください。
CPUはIntel Core i7以上が当たり前
ハイスペックなゲーミングPCでは、搭載されているCPUがIntel Core i7となっています。
一部モデルでは、最上位となるIntel Core i9を搭載している場合も。
また最新のCPUを採用しているため、処理スピードが圧倒的に優れています。
もちろん長く使い続けることも可能ですので、まず交換する必要がないといえるでしょう。
グラフィックボードはGeForce RTX2080が主流に
30万円ほどのゲーミングPCにもなれば、当然のように最高峰のグラフィックボードが搭載されています。具体的には、GeForce RTX2080以上です。
ゲームを快適にプレイできるのはもちろん、ゲーム設定で最高グラフィックを選択しても、ヌルヌル動きます。
今まで体験したことがない映像で、よりリアルなゲームを味わえます。
また、ハイスペックなゲーミングPCほど高性能なグラフィックボードを搭載しています。
パソコンでゲームをするためには、映像処理で重要な役割を担っているグラフィックボードが不可欠です。
高性能なグラフィックボードは1つで10万円以上します。
そのため、ハイスペックなゲーミングPCが高価なのは、グラフィックボードが原因していることになります。
メモリも大量で快適動作
ハイスペックなゲーミングPCともなれば、搭載されているメモリ容量にも十分な余裕があります。
一般的に16GBあれば十分とされていますが、中には32GBという大容量担っているモデルも存在しています。
メモリ容量は多すぎると無駄になる場合がありますが、ゲームだけでなく生配信など、複数のソフトウェアやアプリを立ち上げる時に重宝します。
メモリ容量が大きければ、突然ソフトウェアが落ちることもありません。
またゲームをプレイするだけでなく、動画編集などプロ専門ソフトを使用する人にも、大容量メモリはありがたい部分に。色々なことに挑戦しても安定動作を実現してくれるため、重要な部分といえるでしょう。
30万円のゲーミングPCの特徴
予算30万円ほどのゲーミングPCともなれば、ほとんどのゲームを快適にプレイできます。
しかし快適といっても、具体的にどう優れているのかが分かりません。
そこでハイスペックなゲーミングPCについて、どのような特徴を持っているのかを解説していきます。
ぜひチェックしてもらい、ハイスペックモデルに興味を持ってください。
最高設定でゲームを楽しめる
ゲーミングPCに30万円ほどの予算があれば、高性能なグラフィックボードを搭載したハイスペックモデルを購入することができます。
したがって、遊ぶ予定のゲームを最高画質でプレイ可能です。
入門モデルでも快適にプレイできますが、動きの滑らかさや美麗の度合いが大きく異なります。
影の付き方や遠くの背景の描写力など、ハイスペックなゲーミングPCならそのゲームが持つ最高レベルで実現してくれるのです。
快適性だけでなく、綺麗な映像でゲームを楽しみたいという人は、断然ハイスペックモデルがおすすめです。その分価格が高くなりますが、その価値が十分にあります。
ストレージ容量に余裕がある
ハイスペックモデルでは、標準搭載されているストレージ容量も大きくなっています。
SSD500GBは当然として、主にデータ保存などを目的としたHDD容量も2~3TBが当たり前になっています。
そのため、全容量を使い切るほうが大変かもしれません。
もしYouTubeなどで動画投稿をしようと考えているなら、最初からハイスペックモデルを購入したほうがお得でしょう。
あとからストレージを増設する手間が省けて、動画づくりに集中することができます。
ゲーム実況・生配信にも問題なく対応
ゲーミングPCを購入する人のなかには、将来的に動画投稿やゲーム実況をしようと考えている人がいるかもしれません。
とくに生配信ともなれば、一度に起動しているソフトウェアやアプリが多いため、パソコンに大きな負荷がかかってしまいます。
ハイスペックモデルを購入しておけば、スペックに十分余裕があるため、処理不足になることはありません。
また動画編集ソフトなどプロ専門を複数起動していても、快適な編集作業が可能になります。
様々な用途に使うことができるため、ハイスペックモデルは何も気にせずパソコンでの作業ができるものともいえます。
30万円のゲーミングPCはカスタマイズが必要?
30万円ほどを投じてゲーミングPCを購入すれば、これ以上何もカスタマイズをする必要がないと感じるかもしれません。
しかしそうではなく、まだまだ突き詰めれば、アップグレードできる部分があります。
そこでハイスペックモデルを手に入れたあと、アップグレードするならどういった部分に投資すべきなのかを紹介していきます。
より快適にゲームを楽しむために、ぜひ参考にしてください。
パソコン本体の冷却性能を高めていく
ハイスペックのゲーミングPCは、最高性能を誇るパーツをかき集めて作られています。
しかし意外にも、CPUやグラボ、電源といった基本的なパーツ以外の部分がこだわられていません。
また、大金を投じて購入したのですから、長く使っていきたいと考えるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、ゲーミングPCの冷却性能を高めるという点です。
グラボなど高性能なパーツを使うと、多くの熱を発生してしまいます。
熱はパソコンにとって大きく負担がかかるもので、うまく排熱できないと故障の原因となります。
そのため、CPUクーラーやファンなどに投資をして、冷却性能を高めていくことをおすすめします。
ディスプレイやマウスなど周辺機器に投資する
パソコン本体の性能だけでも快適にゲームを楽しめますが、同時にディスプレイやマウスといった周辺機器にもこだわりを持ってみてください。
ディスプレイにも高性能な製品が存在しており、目に優しい作りをしている製品だって販売されています。
マウスやキーボードに関しても、ゲームに関しては操作性が何よりも大切で、自然と意識してくるのではないでしょうか?
その中でもディスプレイはわかりやすく、いいものを買えばそれだけで世界が変わります。
ほかにも音質にこだわりを見せると、より快適なゲーム環境が整います。
ゲームを快適に楽しむには本体の性能が重要ですが、それ以外の部分も大切だということを覚えておいてください。
まとめ
30万円のゲーミングPCを購入すれば、どんなゲームであっても快適にプレイができます。
さらに最高画質で楽しむことができ、ゲームが楽しくなってくるのは必然でしょう。
ゲーム目的だけでなく、動画編集や生配信といった様々な用途に対応するだけでなく、複数のソフトウェアを起動しても問題なく動作してくれるのでストレスフリーです。
ハイスペックなゲーミングPCが1台あれば、たいていの作業を難なくこなすことができます。
しかし気を付けたいのは、長く使うためにもメンテナンスが不可欠ということ。
余裕があれば冷却性能を高めていくなどして、30万円するゲーミングPCを長く使うための工夫をすることも大切になります。