ゲーミングPCは何年使える?PCの平均寿命と長生きさせるコツ

コラム
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ゲーミングPCは最低でも10万円の予算が必要です。

それほど高価なものであり、お金をかけるほど美麗グラフィックや滑らかな映像でゲームを楽しめるものですよね。

 

ただそれだけに、高い買い物で手に入れたゲーミングPCですから、何年使えるのかという点が気になるでしょう。

今回はゲーミングPCの平均な寿命について紹介したいと思います。

 

 

ゲーミングPCの平均的な寿命は?

 

ゲーミングPCだけでなく、パソコンの寿命はひとえに語ることができませんが、平均して3~4年は現役で使うことができます

ただこれは15万円前後するミドルスペックの場合で、ハイエンドゲーミングPCならば5年は十分に使っていけるでしょう。

 

一方で最低限のスペックを搭載したゲーミングPCは、2~3年ほどでスペックに限界がくるかもしれません。

また上記はあくまで平均的な寿命であって、ゲーミングPCに搭載された各パーツが故障するかは別の問題です。

 

パーツには個体差がありますので、同じ製品でも3日ほどで壊れてしまう可能性が十分にあります。

こればかりは運次第ですので何とも言えませんが、ホコリを定期的に掃除する等、メンテナンスをこまめにすることで故障する確率を大幅に下げることができます。

 

ゲーミングPCの寿命が早いパーツとは?

 

 

ゲーミングPCを普通に使っていたとしても、ある日突然起動しなくなるとケースがあります。

これはパソコンを構成するパーツの故障が原因であることが一般的です。

 

また、中でもパソコンには壊れやすいパーツが存在していますので、そのパーツとはどのようなものなのかを簡単に紹介していきます。

各パーツの寿命にも触れていきますので、何年を目安にすればいいのか、合わせてチェックしてみてください。

 

グラフィックカード

 

グラフィックカードは毎年、最高画質や高性能を謳った新製品が販売されているため、いつの日か限界がきてしまうパーツです。

 

ましてやゲームソフト自体も要求スペックが高くなってきており、必要スペックを満たしているゲーミングPCでは、数年内に使えなくなることも珍しくありません。

 

しかしグラフィックカードは交換できるパーツです。

古くなってしまったグラフィックカードを最新のものに交換すれば、新しいゲームをプレイすることが可能です。

 

最新のグラフィックカードになると、10万円前後必要になるため、予算に余裕がなかったり、ゲームへの熱が落ち着いている場合は、ハイエンドではなくミドルクラスの製品に交換していくことで十分なスペックを維持することができます

 

電源ユニット

 

電源ユニットも突然壊れてしまう可能性のあるパーツです。

長く使い続けることもできますが、何より問題なのはグラフィックカードの交換が伴った場合でしょう。

 

グラフィックカードは単体で動かすことができず、電源から電力供給を受けて稼働するパーツになります。

そのため、電源ユニットの容量が足りなければ、グラフィックカードが起動しないというケースも起こりえます。

 

ミドルクラスになれば500Wで足りるでしょうが、ハイエンドになると800Wほどが必要になります。

そのため、ゲーミングPCを長く使い続けたいのであれば、容量の大きい電源ユニットを選ぶことをおすすめします。

また、プラス認証つきの電源にすることで、変換効率があがり故障率が下がりますので、検討してみてください。

 

ストレージ

 

ストレージもまた壊れやすいパーツです。

ストレージにはSSDとHDDの2種類がありますが、特にHDDに関しては衝撃に弱いという特徴があるため、繊細に扱う必要があるパーツといえるでしょう。

 

またパソコンを長く使い続ければ、HDD内に様々なデータが蓄積されていき、容量がいっぱいになって使えなくなることもあります。

しかしこの場合、ストレージを新しく増設すれば解決するため、あまり深く気にする部分ではありません。

増設の際には、耐久性とスピードに優れているSSDがおすすめです。

 

自作パソコンを作れるなら寿命を気にせず使える

 

壊れやすいパーツを紹介しましたが、紹介したもの以外も突然壊れてしまうことがあります。

また最新技術によって、スペックが古くなってしまうこともあるでしょう。

 

しかしゲーミングPCを使っているなら、パーツ交換をすることによって、寿命を延ばし続けることができます

そのため、自作パソコンを作れる技術があれば、寿命がないといっても過言ではありません。

 

具体的に交換対応するパーツはどの部分なのか、また故障した場合でも解決するための方法を紹介してきます。

 

古いパーツを交換すれば大丈夫

家電量販店で販売されているパソコンも年々スペックアップしているものが増えました。

それだけパソコンのスペックは日々進化しており、数年後には古いものになってしまいます。

 

しかしゲーミングPCや自作パソコンの場合、古くなってしまったパーツを交換することによって、ある程度スペックを維持することができます

具体的にはCPUやメモリ、グラフィックカードの部分がゲーミングPCに大きく影響しますので、これらのパーツを数年周期で最新のものに交換すれば、いつまでもゲーミングPCの性能を維持することが可能です。

 

しかし最新パーツが登場すると同時に、規格も変更されることがあるのを忘れてはいけません。

例えばメモリに関しては最新技術の登場が早く、規格が新しくなってしまえば、最新規格のメモリに交換することが不可能になります。※規格によって形が微妙に違うため

 

最新の規格に対応させるためにはマザーボードごと交換するなどの対応が必要になるため、できる範囲でのスペックを目指すことになります。

 

故障しても交換すれば大丈夫

ゲーミングPCも永久に使い続けられるものではありません。いつの日か不調になってしまい、どこかのパーツが故障してしまうことがあります。

 

しかし壊れてしまったパーツは新しいものに交換すれば大丈夫です。

再び同じパソコンを使えるだけでなく、性能をグレードアップさせることも可能です。

 

また、パソコンが故障する部分はほとんど決まっているようなもので、対応方法さえわかっていれば難なく解決できますよ。

 

壊れたパーツを自分の手で交換できれば、業者に修理を依頼する必要がありませんのでパーツの購入費用だけで十分になります。コスパ最高ですね。

 

何よりゲーミングPCに対して愛着が芽生えてきますので、ずっと長く使い続けようと、大切に扱う気持ちが生まれちゃいます。

 

まとめ

1台数十万円するゲーミングPCですから、初めて購入する人にとっては、どれくらい長く使えるのかが気になりますよね。

 

結論としては、パーツ交換ができるようになれば、いくらでも長く使い続けることができます

そして修理だけでなく、ゲーミングPCの性能を上げることだって可能に。

 

パソコンの修理となると難しく聞こえるかもしれませんが、プラモデルを組み立てるような感覚で済ませることができます。

一度挑戦してみれば、意外と簡単にできたと感じるのではないでしょうか?

 

もちろん大切なのは、大事に扱うことほかなりません。

丁寧にゲーミングPCを扱っていれば、それだけパーツの故障というトラブルの可能性が低くなりますので、臆することなく愛着を持ってふれてあげてください。

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