一言でゲーミングPCと言っても「ゲーミングデスクトップPC」と「ゲーミングノートPC」に分類されることを、皆さんご存知でしょうか?
ゲーミングデスクトップPCは自宅に筐体を設置し、モニターと接続して活用する一般的なプレイスタイルを楽しむことができます。
メリットも多く、カスタマイズ性が高いことに加えスペックの高いモデルが多数販売されていることから、ゲーミングPCの王者とも言えるでしょう。
今回はその王者「ゲーミングデスクトップPC」に注目し、各BTOメーカーから販売されている30万円台で高スペックなオススメモデル7選をご紹介します!
おすすめのBTOショップは?
今回ピックアップするにあたって参考にしたBTOメーカーは「ドスパラ」「マウスコンピュータ」「パソコン工房」の3社です。
この3社はゲーミングPCの組立て・販売に長年の実績があり、初心者の方にもオススメなメーカーとなっています。
ドスパラ
GALLERIA AXZ
CPU:AMD Ryzen 9 3950X (3.5GHz-4.7GHz/16コア/32スレッド)
GPU:NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti 11GB (HDMI x1,DisplayPort x2,USB TYPE-C x1)
メモリ:16GB DDR4 SDRAM(PC4-25600/8GBx2/2チャネル)
ストレージ:1TB Gen4 NVMe SSD (PCIe Gen4x4, 読込速度 5000MB/s, 書込速度 4400MB/s)
上記のスペックとなっています。
CPUに発売されたばかりのRyzen 9 3950Xを搭載しており、安定したベンチスコアを記録しています。
グラフィックボードも現状GeForce製では最高レベルのパーツなため、相まって快適なゲーミング環境を体験できるでしょう。
文句の付け所がないハイスペックゲーミングPCですね!
マウスコンピューター
NEXTGEAR i690PA4-SP2
CPU:インテル Core i7-9700K プロセッサー(8コア/ 3.60GHz/ TB時最大4.90GHz/ 12MB スマートキャッシュ)
GPU:GeForce RTX 2080 Ti 11GB
メモリ:16GB (8GB×2/デュアルチャネル/PC4-19200 DDR4)
ストレージ:SSD[512GB インテルR 660p (NVMe対応/ M.2規格/ PCI Express ×4 接続)]/HDD[1TB HDD]
上記のスペックとなっています。
このモデルはCPUはi7の中で最も高品質なパーツを搭載しており、i9搭載モデルほど価格が高くないところがポイントです。
グラフィックボードも快適に動作するパーツを搭載していますし、何よりストレージ容量が多いところが嬉しいですね!
MASTERPIECE i1640PA3-SP
CPU:インテル Core i9-9900K プロセッサー(8コア/ 3.60GHz/ TB時最大5.00GHz/ 16MB スマートキャッシュ/ HT対応)
GPU:GeForce RTX 2080 SUPER 8GB
メモリ:32GB (16GB×2/ デュアルチャネル/PC4-19200 DDR4)
ストレージ:M.2 SSD[32GB + 1TB インテル Optane メモリー H10 & ソリッドステート・ストレージ]
上記のスペックとなっています。
このモデルはCPUがi9の中でも現状最高スペックのパーツを搭載しており、ストレージにインテル Optane メモリー H10を搭載しているところがポイントですね。
間違いなく現行のゲームであれば大抵のものは最高設定でも快適に動作することでしょう。メモリも32GBと多いため、処理落ちなどがなく快適に遊べます!
MASTERPIECE i1640PA3-SP3
CPU:インテル Core i9-9900K プロセッサー(8コア/ 3.60GHz/ TB時最大5.00GHz/ 16MB スマートキャッシュ/ HT対応)
GPU:GeForce RTX 2080 Ti 11GB
メモリ:32GB (16GB×2/ デュアルチャネル/PC4-21300 DDR4)
ストレージ:M.2 SSD[1TB インテル Optane メモリー H10 & ソリッドステート・ストレージ (NVMe対応/ M.2規格/ PCI Express ×4 接続)/ M.2シールド付属]
上記のスペックとなっています。このモデルは1つ上のモデルととても似ており、モデル名に”3″が付与されたバージョンですね。
このモデルは基本的に上位互換となっており、グラフィックボードが強化されています。Tiが付いているバージョンはスペックが向上しており、それはGPUメモリの容量が上がっていることからも伺えると思います。
CPU・GPUともに最高峰のパーツを持つモデルなので、ゴージャスなゲーム環境で遊びたい方にオススメです!
NEXTGEAR-MICRO im620PA2-SP-DL
CPU:インテル Core i9-9900K プロセッサー(8コア/ 3.60GHz/ TB時最大5.00GHz/ 16MB スマートキャッシュ/ HT対応)
GPU:【水冷GPUクーラー搭載】 GeForce RTX? 2080 Ti 11GB
メモリ:32GB (16GB×2/ デュアルチャネル/PC4-19200 DDR4)
ストレージ:M.2 SSD[512GB (NVMe対応)/ M.2シールド付属 ⇒ 512GB インテルR 660p (NVMe対応/ M.2規格/ PCI Express ×4 接続)/ M.2シールド付属に無償アップグレード可能]/HDD[2TB HDD]
上記のスペックとなっています。
このモデルはグラフィックボードが水冷クーラーを搭載しているのが特徴的ですね!
水冷式は空冷式よりも排熱処理がしやすく、さらに処理落ちがしにくい特徴があります。
さらにストレージを無償でアップグレードするキャンペーンが継続的に行われていますので、そこも嬉しいポイント。
パソコン工房
LEVEL-FMX5-R93X-XYX
GPU:GeForce RTX 2080 Ti 11GB GDDR6
メモリ:16GB(8GB×2/DDR4-2666 DIMM (PC4-21300))
ストレージ:M.2 SSD[NVMe対応 2TB]
上記のスペックとなっています。
このモデルはストレージの容量が多いところが魅力的ですね。
CPUやグラフィックボードはドスパラのモデルと同じですが、ストレージが2TBのM.2 SSDなので「高スペックが求められるゲームを並行してやっていく」というプレイスタイルの方にオススメです。
現行のゲームは快適に遊べるでしょうし、将来性も抜群です!
LEVEL-GXTZ-LCRT39-DXVI
GPU:Radeon RX 5700 XT 8GB GDDR6
メモリ:32GB(8GB×4/DDR4-2666 DIMM (PC4-21300))
ストレージ:M.2 SSD[NVMe対応 500GB]/HDD[2TB HDD]
上記のスペックとなっています。
このモデルは、グラフィックボードに低消費電力で快適なゲームプレイを出来るAMD製の最新パーツを搭載しているのが特徴的です。
高解像度で描画するのはもちろんですが、それを低消費電力で行えるということで長く使用していく上で電気代が辛くなりません。
WQHDでのプレイも快適に遊べますので、フルHD以上のゲーム画質で遊びたい方にオススメです。
さいごに
以上のように、30万円台のモデルは少し値段が張るもののスペックも相応に高いことが分かると思います。
しかしスペックが高いということは、将来性があるパーツを搭載していることにもなるので長い目で見ると20万円台のモデルよりも安上がりかもしれません。
特にメモリやストレージなどは容量以外に仕様が大きくグレードアップすることはあまり無いので、購入する際に出来るだけ大容量かつM.2 SSDといった高品質なパーツを搭載したモデルの購入がオススメです。
もちろん、各社で購入する際は上記のスペックからカスタマイズして自分好みの仕様に変更することも可能なので、ぜひ検討してみて下さい!