うるさいゲーミングPCはいらない!静音性の高いゲーミングPCの選び方と冷却性能UPのコツ

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「ゲーミングPCだからうるさくて当たり前」

それは違います。

最近では静音性の高いゲーミングPCが販売されていますよ。

といっても、名ばかりの静音モデルも多いです。

なので今回は、「静音性が高いゲーミングPCの正しい選び方」をメインに、

  • 静音性の高低はどこで判断する?
  • 冷却性と静音性の関係性って?
  • 購入した後で静音性は上げられる?
  • 静かなゲーミングPCはどこで買えるの?

など、躓く初心者も多く、疑問が尽きないこういったポイントについても解説したいと思います。

そして、静音性を上げるために必要不可欠な冷却性能を上げるカスタマイズのコツについても解説していますので、「うるさくない静かなゲーミングPC」が欲しい方は、どうぞ参考にしてください。

 

ゲーミングPCを買って後悔したことランキング

まず初めに、「ゲーミングPCを買って後悔したこと」を紹介します。

下記は先日ぱそげーまーのTwitterで聞いてみたアンケートで、PCゲーム好きな方たちの生の意見です。

アンケート結果からもわかるように、「うるさすぎる」という後悔も一定数いらっしゃるんですよね。

この4つは「ゲーミングPCを買ったときの後悔したこと」としてかなり割合を占めるので、ゲーミングPCを新しく購入する際には絶対にお気をつけください。

 

うるさくないゲーミングPCはある?

うるさくないゲーミングPCは、確かに存在します。

「うるささ」の感じ方には個人差もありますが、まずは一般的に感じる「うるささ」がどの程度のものなのかを解説します。

 

うるさいかうるさくないかの判断基準

騒音の単位は「db(デシベル)」であらわされるのですが、騒音の感じ方として、下記のような基準があります。

まず全くの音が知覚できない無音状態を0デシベルとします。

日常生活の普通の会話レベルの音量が60デシベルほど。

100デシベルを越えるとかなりうるさい音量となり、130デシベルを超える音量になると耳に損傷を与える危険性があるほどの大音量となります。

引用:天気の音、音楽の音 〜音の大きさ「デシベル」について〜

 

また、日常に感じる音としては、下記表がわかりやすいです。

引用:騒音値の基準と目安

 

そして、最近のゲーミングPCは通常時約35db前後、ゲーム時は45db前後が一般的です。

上記表をベースにすると、”普通”の扱いになりますね。

つまり、静音性重視のゲーミングPCでなくても、そこまで大きな音は出ないことがわかります。

そして、ゲームプレイ時を含めても30~35db以下を維持できるなら「静音性の高いゲーミングPC」といえるんじゃないでしょうか。

 

ただ、PCのdb値を計測しているBTOショップは実はめちゃくちゃ少ないです。

db値は環境や使い方によっても変わるので、公表しづらい情報ではあるんですよね。

 

そんな中、唯一db情報が公開されているのが「サイコム」の静音PCモデルになります。

アイドリング時(通常時)23db、高負荷時でも31dbと、平均的なゲーミングPCと比べて圧倒的に静かなモデルになります。

ただし、搭載されているグラボはRTX3060と、ゲーム性能はやや落ちます。

なので、「とにかく静かなゲーミングPCが欲しい!」という方におすすめです。

 

そして、このサイコムのPC情報を基に「静かであろう」と推測できるのが「FRONTIER」のGB SERIES。

db値は公表されていませんが、使っているパーツはサイコムのものとそん色ないので、おそらく静音性も高いモデルであるはずです。

最高性能モデルがRTX3090と、ゲーム性能も重視された静音モデルになります。

もちろん、RTX3060以上のグラボを搭載すれば、その分騒音レベルも上がりますので、「ゲーム性能の次に静音性を優先したい」という方におすすめなモデルになりますね。

 

このふたつのショップが、”特に静音性が高いモデルを販売している”と考えて間違いありません。

ただ、最近はそこまで音がうるさくないゲーミングが多いので、『静音性を重視するよりもゲーム性能を上げたほうがいい』なんて声も良く聞きますね。

音の気になり方は人それぞれなので、「ヘッドセットするから気にならないよ」って方はゲーム性能重視でもいいかもしれません。

 

しかし、静音性を重視せずとも、「冷却性能については重視してほしいな」というのが私の希望とするところですね。

 

ゲーミングPCの静音性を上げるコツ

静音性を上げたいなら、「冷却性能との関係性」についても知っておかなければいけません。

基本的にゲーミングは、『熱を持つとファンの回転数があがるから騒音レベルが上がる』という仕組みになっています。

なので、「どれだけケース内温度を下げられるか」これが静音性を高く持つためには重要になってくる。

ケース内の通気性を上げ、排熱効率を上げれば上げるほど、静音性としても高くなるわけです。

 

コツとしては、

  • ケース内をこまめに掃除する
  • 風通しのよい場所にPCを設置する
  • ケースやCPUのファンのサイズUPや数を増やす
  • 電源ユニットに命を懸ける

この辺ですね。

ケース内の通気性は”エアフロー”と呼ばれ、これがしっかりと意識されているかされていないかで故障率も段違いです。

先ほど例に挙げた「サイコム」や「FRONTIER」の静音モデルは、ここがかなり考えられています。

 

また、ファンのサイズUPや増設、電源ユニットの品質UPでも排熱効率がUPします。

詳細については下記記事で解説していますので、気になる方はぜひご覧くださいね。

ゲーミングPCの音がうるさい!原因になるパーツの調査方法と試してほしい騒音対策
ゲーミングPCを使っていると、ゴォーという音がうるさいなと感じる時がありませんか? 特に、高グラフィックのゲームをプレイしているときにゲーミングPCの騒音が気になってしまうのではないでしょうか。 ゲームに集中していれば気になりま...

 

冷却性能をUPして高静音性を手に入れよう

ということで、ここからは冷却性能を底上げする方法について解説していきます。

底上げはカスタマイズで対応することが多いので、「購入前にしておきたいカスタマイズ」と「購入後に自分でしやすいカスタマイズ」について解説していきますね。

 

購入前にやっておきたいカスタマイズ

購入前にやっておきたいカスタマイズですが、

  • 電源ユニットの強化
  • CPU周りの冷却性能の強化

の2つは最優先でやっていただきたい。

理由としては、『後から交換するのが面倒だから』。

電源ユニットはケーブルの差し替えが必要になりますし、CPU周りについてはマザーボードの取り外しやグリスの塗り替えなど、手間とリスクの高い作業が必要になるんですよね。

間違えてピンを折ってしまったら、ゲーミングPCが動かなくなっちゃいます。

そういったリスクも考えて、この2つは先に強化しておくことをおすすめしますよ。

強化基準については下記記事の「カスタマイズのコツ」で解説していますので、よろしければご覧ください。

【最強解説】ゲーミングPCの基礎知識から選び方、おすすめショップやよく聞くQ&Aを超解説!!
最近、 ゲーミングPCが欲しいけど、どれがいいんだろう? こういったお悩みをよく目にします。 基本的には『低価格で性能が良いBTO製のゲーミングPC』をおすすめしているのですが、...

 

購入後に自分でできるカスタマイズ

購入後、比較的に簡単にできるカスタマイズとして、

  • メモリのヒートシンク取り付け
  • ケースファンの追加

があります。

もちろん購入時にできるならしておいた方がいいのですが、後からでもできないことはない。

購入時にカスタムしておけば

  • カスタムしたパーツの動作保証がつく
  • 交換された状態で届く

というメリットもありますので、お財布と相談しつつ検討してみてください。

先ほど紹介した記事の「カスタマイズのコツ」では、他にもカスタムしておいた方がいい箇所について詳しく言及していますので、よろしければ参考にどうぞ。

 

静音性の高いゲーミングPCはどこで買える?

カスタマイズができるのはBTOの最大の魅力でもあるのですが、「最初から静音性と冷却性の高いゲーミングPCが欲しい」という人に向けて、おすすめのショップとシリーズを紹介します。

といっても、ここで紹介するのは冒頭で紹介した「サイコム」の”静音PC”と「FRONTIER」のGB SERIESの2つ。

どちらも魅力的な製品ではあるので、用途や目的に合わせてお好みのシリーズをお選びくださいね。

 

確実に手に入れたいなら「サイコム」の”静音PC”

サイコム」の”静音PC”は、これでもか!というくらい静音性に特化したシリーズになっています。

シリーズ名は「Silent-Master NEO」。

静音に特化してそうなシリーズ名ですね。

そして、db値を公表している唯一のモデルになります。

製品ページにでかでかと載せてるので、かなり自信のあるモノに仕上がっているのでしょう。

標準的なゲーミングPCの高負荷時と比べて5db以上も下げているのは流石としか言えませんね。

このシリーズの製品ラインナップはそこまで多くなく、Intel CPUモデル2つとAMD CPUモデル2つの計4つ。

グラボはどれもRTX3060搭載なので、ミドルスペックの製品になります。

ただ、エアフローがかなり考えられていて前面パネルと背面パネルに搭載した大型ファンが最高の排熱効率を誇ります。

しかも、価格は20万円前半~。他のBTOショップの同性能帯もモデルと比べても、価格差はあまりなく、むしろ安いくらいになってます。

さらにファンを強化することで、db値は上がりますが、大幅な冷却性能向上も見込めますよ!

「とにかく静かなゲーミングパソコンが欲しい!」という方に向いている製品になります。

”静音PC”の詳細を見る

 

ゲーム性能を少しでも上げたいなら「FRONTIER」の”GB SERIES”

FRONTIER」のGB SERIESは、「静音性を高めたハイエンドゲーミングPC」という印象です。

PCゲームをがっつりプレイしたい方には最高のシリーズだと思います。

GB SERIESも、前面パネルと背面パネルに大型のケースファンを搭載して、エアフローを極限まで高めています。

「ファンが大きくなるとうるさくなるんじゃ?」と考える人も多いのですが、その逆で、ファンが大きいと回転数が下がるため結果的に静音性がUPします。

ただ、db値は公表されていないので、どこまでの静音性があるかは図れませんが、他のハイエンドモデルと比べて、ファンのサイズと搭載パーツからかなり静音性が高い製品であるということが推測されますね。

サイドパネルが強化ガラスになっていて、中身が見えるのもグッときますね。

写真の赤いラインはLEDランプになっているので光らせることもできますよ。

天面にいろいろポートがついてるのもかなり便利。PCゲームしてると周辺機器も増えますからね。

このように、GB SERIESは静音性特化というよりは、「高いゲーム性能と高い静音性が欲しい人」におすすめのモデルになっていますね。

”GB SERIES”の詳細はこちら

 

冷却性能と静音性は表裏一体

今回は『静音性』という観点からいろいろご説明しましたが、静音性を高めると冷却性能も高めていく必要があるんですよね。

つまり、冷却性能と静音性は切り離せない関係性になっていて、性能に大幅な差が開くことはあまりない、ということになります。

もちろん例外もありますよ。サーバ室のように、エアコンをガンガンつけて冷却性能高めても、静音性は上がりませんからね。

ただ、一般的なゲーミングPCに関しては、「静音性が上がれば冷却性能が上がる」と考えても問題ありません。

なので、カスタマイズするときは冷却性が高いものを優先的に追加していけば、結果的には素晴らしいゲーミングPCになってくれるはずです。

もちろん、カスタマイズを使いこなすにはそれ相応の知識が必要になるので、お気を付けくださいね。

ということで、静音性の高いゲーミングPCについて、解説を終わりたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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