MacでPCゲームはできる?やらないほうがいい理由とやろうと思えばできる方法

コラム
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ゲーミングPCのOSといえば、ほとんどの場合がWindowsを搭載しています。

動作対象もWindowsが一般的で、ほとんどのゲーマーがWindowsを愛用しているはずです。

 

しかしWindowsに並ぶ人気を持っているのが、Appleから登場しているMacです。

スタイリッシュでオシャレなデザインが人気で、クリエイター系の人が好んで愛用しているパソコンになります。

 

今回はMacのパソコンをゲーミングPCとして使えるのかどうか、スペック的に十分なのか物足りないのかを解説していきます。

もしMacユーザーでゲームを楽しみたいという人、もしくはWindows機だけでなくMacを購入しようと検討している人は、ぜひチェックしてみてください。

 

MacPCの性能はどれくらい?

 

まずはMacのパソコンが持っている性能はどれくらいなのかを紹介しましょう。

Macのパソコンは一般的にデザイナーなどクリエイター系の人に愛用されているものです。

 

昨今では大学生も多く使っていて、人気の高いパソコンになります。

クリエイター系に愛用されているならグラフィック面に強いのでは?と思う人がいるかもしれません。実際にどうなのか、詳しく見ていきましょう。

 

CPUやメモリの性能は?

まずパソコンの基本となるCPUやメモリなどの性能から見ていきます。

CPUに関してはIntel製CPUが使われており、メモリに関しても8GBや16GBなど、好みに応じてカスタマイズできるようになっています。

 

そのため、MacのパソコンとWindowsOSのゲーミングPCを比較した場合、各パーツの性能面には大差がないと言えるでしょう。

 

Macだからといって特別なパーツを使用しているわけではありません。

そのため、この点に関しては大きく気にする必要はないです。

 

グラフィック性能は?

では、肝心のグラフィック性能はどうでしょうか。

パソコンでゲームをするのであれば、グラフィック性能に焦点が当てられます。

 

まずWindows機であれば、グラフィックボードを搭載しており、高性能であるほど美麗グラフィックでゲームを楽しむことができます。

 

Macにもグラフィックボードを搭載したモデルがありますが、実はゲーミングPCほどの性能を持ってはいません。

 

Macに搭載されているグラフィックボードの大半はゲーム用途のものではなく、デザインや動画編集といったクリエイティブ向けのものになります。

用途が異なっている以上、ゲームという観点において性能が段違いに変わってしまいます。

やっぱりPCゲームをするならMacではなくWindowsがおすすめですね。

 

ただし、クリエイター向けのグラフィックボードでも軽い動作のゲームならプレイ可能です。

 

 

冷却性能は?

毎年のように新しいMacのパソコンが登場していますが、デザインを重視しているため、いずれも冷却性能に難点があることが多いです。

ゲームなど高負荷がかかる処理を続けていると本体の温度が上昇し、熱くなって心配になるほど。

 

さすがに火傷をするまではいきませんが、感覚的には近いものがあります。

それほどMacのパソコンは熱くなりやすく、冷却性能が乏しいと分かるでしょう。

 

これはデスクトップ型もノート型も共通する問題です。

どちらもディスプレイと本体が一体しているモデルですから、十分な冷却に期待できるのはMac Proくらいですが、Mac Proシリーズは高価です。

同じ金額のWindows機のほうがゲームをする分には快適なので、Windows機のゲーミングPCのハイエンドモデルを購入するほうがいいと思いますね。

 

MacはゲーミングPCとして使える?

結論を述べてしまうと、MacはゲーミングPCとしてはスペックが足りません。

そもそもMacOSに対応したゲームが少ないため、起動しようとしてもできないことも多いです。

 

また、ゲーム用途として作られていないため、Macでゲームをプレイするのは困難でしょう。

しかし、一部にはMacにも対応したゲームがあり、問題なく動作するゲームがあります。

軽いスペックのゲームであれば、Macのパソコンでもゲームが楽しめるでしょう。

 

ブラウザゲームとかならまだしも、FPSゲームなど派手なゲームはMacPCではほとんど動かないので気をつけてください。

結論としてはやめたほうがいいってことですね。

 

どうしてもMacでPCゲームをプレイしたいなら

Macのパソコンでもゲームをプレイすることができます。

ブートキャンプという、MacのパソコンでWindows OSを起動し、ゲームを起動できるようにするという方法があります。

 

しかしそれでも熱問題が存在しており、ブートキャンプによってさらに熱問題が深刻化することも。

とはいえ、Macのパソコンでゲームができれば嬉しいと感じる人がいるはずです。

 

そこで、Macのパソコンでもゲームを快適にプレイする方法として、外付けグラフィックボード(GPUボックス)を使用する方法があります。

そして外付けグラフィックボードを使用した時のゲームの動作についてもまとめましたので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

 

どの程度のゲームならプレイ可能?

外付けグラフィックボードを使用すれば、Macのパソコンで不足しているゲーム用グラフィックの問題を解決することができます。

しかし完全にゲーミングPCと同等の性能を出せるのかといえば、そうではありません。

 

外部接続になりますので、本来の性能を出し切れないことが多いです。

また、PC側のCPU性能が悪ければますますスペックダウンします。

 

 

グラフィックボードは内蔵することをおすすめしますが、どうしてもという場合はGPUボックスを使ってみてはいかがでしょうか。

もちろんこうしたメリットとは別にデメリットも存在します。

 

 

どんなデメリットがある?

まず第一に、GPUボックスだけで3~5万円します。

そこからプラスでグラフィックボードを購入しないといけないので、金銭的にかなりの負担があります。

 

 

 

安いのならば、新しいパソコン一台買えますね。

 

あとMacで使う場合は、そもそもMac用のゲームがないと使えないこともご注意ください。

 

結論

ゲームをプレイしたい場合はMacのパソコンを使うことを諦めた方が賢明でしょう。

 

高いわりにそれほど快適にプレイできるものではなく、1コンマ単位を争うゲームにおいては不利でしかありません。

 

 

それでもいいから使いたいという方は、一度使ってみてください。

 

 

 

まとめ

Macのパソコンはグラフィックボードを搭載しているモデルが販売されています。

しかしこれはデザインや動画編集などクリエイター向けですから、ゲーム用途には向いていません。

 

パーツ構成的にはWindowsのゲーミングPCと同等ではあるものの、ゲーム用という観点からは、Windows機の方が圧倒的に優れています。

もはやMacのパソコンではゲームができないと言い換えてもいいでしょう。

 

ただ外付けグラフィックボードを使い、美麗グラフィックがウリのオンラインゲームを楽しめる程度にはなりますので、遊んでいるゲームによっては、Macのパソコンも需要があるのかもしれません。

ただし、需要があってもゲーム用ではないMacでプレイするとPC本体の故障にもつながりますので、ご注意ください。

 

Macでのゲームはまだまだ課題がつきませんね。

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