YouTubeなどでゲーム実況動画が盛んになっていることから、ゲーミングPCが欲しいと思う小学生が増えてきました。
また、子供にゲーミングPCをプレゼントしようと考えている親もいるでしょう。
そこで気になるのは、「小学生向けのゲーミングPCとはどんなものか」ということ。
何より、10万円以上する高価な代物ですから、小学生の子に買い与えるのは果たしてアリなのか、判断が難しいところではあります。
なので今回は、小学生にゲーミングPCをプレゼントすることを想定して、小学生に渡す際のデメリットや対策、比較的安価で購入できるゲーミングPCなどを紹介します。
ぜひ最後までチェックしてみてください。
小学生にゲーミングPCを渡すとどんな危険性がある?
まずはじめに「小学生にゲーミングPCを渡す危険性」について触れておきます。
「ゲーミングPCは危険だからダメ」と頭ごなしに否定してしまうと、子供との信頼関係が失われますよ。
どんな部分が危険で、どうやって対策するか知っておくことで、たとえ小学生でも安全にゲーミングPCを使うことができます。
「パパ大好き」って言ってもらうためにも、しっかりと危険性について理解しておきましょう。
ゲーミングPCにどんな危険性があるか
ゲーミングPCの危険性は3つ。
・とんでもない請求がこないか
・ウイルスに感染して壊れないか
・生活リズムが狂ってしまわないか
この3つが大きな不安であり、ゲーミングPCの危険性です。
ただ、この3つは以下で対策できます。
・とんでもない請求がこないか
⇒ゲーミングPCで決済させない
⇒カード情報を残しておかない
・ウイルスに感染して壊れないか
⇒閲覧ページの制限をしておく
⇒セキュリティソフトを導入する
・生活リズムが狂ってしまわないか
⇒時間を決めておく
⇒自動で終了する設定を入れておく
この対策を意識しておけば、小学生でも全く問題なくゲーミングPCを使うことができますよ。
ゲーミングPCは自由度が高い分、色々な不安や懸念点がありますが、どれも対策することができます。
心配ごとがあるならば、「どうすればその心配を失くすことができるか」を調べて対策してあげましょう。
子供とは、「いいけど、こことここは守ろうね」という会話ができるような関係性を持っておきたいものですからね。
小学生におすすめなゲーミングPCの価格帯は?
最近は、小学生でもゲーミングPCを持っている子は結構います。
スマホゲームで十分だという時代ではありますが、ゲーミングPCで遊ぶゲームはとても映像が綺麗で、いつまでも楽しめるものです。
また、マインクラフトのようなゲームであれば、プログラミングの勉強にもなります。タイピングが早ければ、高校、大学、社会人と年齢を重ねても、必ず有利に立ち回れる。
YouTubeで配信して小遣いを稼ぐ子だっています。
こういう風に、ゲームを通して勉強ができることが多いため、小学生ながらゲーミングPCを持つ人が増えてきているんですよね。
もちろんゲーム以外の用途にも使うことができますので、ゲーミングPCがあればどんな勉強にも使うことができるかもしれません。
まずは小学生が持つゲーミングPCは、どんな製品が理想的なのか?この部分を考えていくことにしましょう。
価格は5~7万円が現実的?
小学生がゲーミングPCを丁寧に扱えるかどうかは、少し怪しいです。
まだネットリテラシーが浅く、パソコンの知識に乏しいということもあり、万が一のことがあれば取り返しのつかないことも出てくるでしょう。
何より故障した時のリスクが高く、最初から数十万円するパソコンを買ってしまうと、新しいパソコンに買い替えなければならないという問題に直面するかもしれません。
そのため、小学生が持つゲーミングPCは、5~7万円台の入門モデルがおすすめです。
スペックは最新のゲーミングPCと比べると遥かに劣りますが、それでも問題なく遊べるゲームがたくさんあります。
徐々にスペックアップをすることを考えれば、まずはお試しで買い与えるという選択を取ることができ、壊れてしまっても次のゲーミングPCに移行することも可能。
何より、飽きてしまった時の失敗が少ないことから、最初は最安のゲーミングPCが向いているかもしれません。
小学生でも購入できる最安ゲーミングPCは?
もし小学生がお小遣いを貯めてゲーミングPCを買うとなれば、相場的にも5~7万円台のゲーミングPCが良いでしょう。
しかしスペックが低いという問題があり、例えばFPSゲームを快適にプレイするのにほど遠い環境かもしれません。しかしマインクラフトであれば、十分に動かせます。
そこで5~7万円台で購入できる最安ゲーミングPCを紹介しておきます。
【パソコン工房】LEVEL-M0B4-R33G-VHS
・CPU:Ryzen 3 3200G
・メモリ:8GB DDR4
・グラフィックボード:Radeon Vega 8 Graphics
・ストレージ:240GB SSD
パソコン工房で販売されているLEVEL-M0B4-R33G-VHSは、ミニタワー型のゲーミングPCであり、価格も5万円台で購入できる最安ゲーミングPCです。
CPUやグラフィックボード、ストレージ容量が最小限の構成になっているからこそ、ゲーミングPCであるにも関わらず非常に安価な価格設定となっています。
ミニタワー型になっているため、机の上に置いても余裕があるほどのコンパクトさを誇り、床に置いてもスペースを取らないところも魅力の1つに。
まずはゲーミングPCがどんなものかを知るために最適の1台となっていますので、小学生でも入手しやすいゲーミングPCと言えるでしょう。
【パソコン工房】LEVEL-M0B4-R53G-VH
・CPU:Ryzen 5 3400G
・メモリ:8GB DDR4
・グラフィックボード:Radeon RX Vega 11 Graphics
・ストレージ:1TB HDD
LEVEL-M0B4-R53G-VHもまた、ミニタワー型のゲーミングPCです。
CPUやグラフィックボードの性能の性能が高くなっているモデルで、ストレージにもHDDを採用していることから、7万円以内で購入できるゲーミングPCに。
少しでも予算内で高性能なゲーミングPCを購入したいという人におすすめで、購入すればより楽しくゲームをプレイすることも可能です。
安いゲーミングPCには注意が必要!
おすすめの最安ゲーミングPCを3つ紹介しましたが、マインクラフトなど動作の軽いゲームをするには十分な性能を持っています。
しかし安いゲーミングPCにはそれなりの理由があり、それはパーツ構成が一般的なゲーミングPCと比べると、大きく性能が低くなっている事実があります。
他にもゲーミングPCとしては問題点があるため、それらを解説していきましょう。
スペックが低い
まず5~7万円台のゲーミングPCは、総じてスペックが低いという特徴があります。
マインクラフトやフォートナイトといった、あまり高いスぺックを要求しないゲーミングPCであれば問題ありませんが、PUPGなどの場合は快適な動作を保証できません。
プレイする部分では動作に問題ありませんが、高画質でのプレイができない可能性が高く、もし高画質設定をしても動作が重くなってしまうため注意が必要です。
高画質でプレイしたいという場合は、グラフィックボードを交換する必要があります。
交換すれば高画質でのプレイにも対応することができ、動作や映像処理も快適になることから、とことんゲーミングPCで遊ぶなら意識したいところです。
理想的なのは10万円前後のゲーミングPC
ゲーミングPCとして理想な構成は、やはりFPSゲームを高画質でプレイ可能な環境であるかどうかになります。
そのためには、各パソコンショップで販売されているBTOパソコンから、およそ10万円前後で販売されているモデルになるでしょう。
搭載されているCPUとグラフィックボードが上位製品になっているため、この点だけでも安心してゲームを楽しめます。
他にもストレージ容量が充実しており、ゲーム実況や動画編集も見据えているならば、メモリ容量にも気を配りたい部分に。
また、PCケースもミドルタワー以上の製品が多く、将来的なパソコンのスペックアップも簡単になりますので、パソコンに関する知識を増やしていけるのも嬉しいところ。
それなりに高いゲーミングPCを買えば、どんな用途にも問題なく対応することができることから、やはり最低でもゲーミングPCは10万円前後の製品がおすすめです。
下記記事で予算12万円以内で購入できるゲーミングPCを厳選して紹介していますので、よろしければチェックしてみてください。
まとめ
小学生でも買える最安のゲーミングPCを紹介しましたが、初めてゲーミングPCを購入するという人なら、買ってもいい製品と思われます。
しかしゲーミングPCでがっつりゲームを楽しみたい、ゲーム実況や動画編集といったその他の目的に使用する場合、どうしてもスぺックが物足りません。
最低でも10万円前後のゲーミングPCを購入すれば、あらゆる用途に問題なく対応してくれるため、ゲーミングPCを買ってよかったと実感できるでしょう。
また、冷却性能を高めるパーツを導入していれば、熱による故障リスクを大幅に下げることができます。こちらの記事もチェックしておきましょう。
といっても、買ってから後悔しては遅いため、失敗しないためにも、最初から10万円前後のゲーミングPCを購入することをおすすめさせていただきます。