一言でゲーミングPCと言っても「ゲーミングデスクトップPC」と「ゲーミングノートPC」に分類されることを、皆さんご存知でしょうか?
ゲーミングノートPCは自宅だけではなくお出かけ先といった場所を問わずプレイすることができる特徴があります。
バッテリー消費が激しいため、常に充電できる環境でないと継続的なプレイは行いにくい部分もありますが、デスクトップPCに負けないレベルでスペックが高いモデルも多数販売されています。
今回はその「ゲーミングノートPC」に注目し、各BTOメーカーから販売されている中でも30万円台でパフォーマンス抜群なオススメモデル3選をご紹介します!
おすすめのゲーミングノートPC3選!
今回ピックアップするにあたって参考にしたBTOメーカーは「ドスパラ」「パソコン工房」の2社です。
この2社はゲーミングPCの組立て・販売に長年の実績があり、初心者の方にもオススメなメーカーとなっています。
【ドスパラ】GALLERIA GCR2080RNF-E
CPU:インテル Core i7-9750H (2.60-4.50GHz/6コア/12スレッド)
GPU:NVIDIA GeForce RTX 2080 GDDR6 8GB + インテル UHDグラフィックス630/ HDMI2.0 x1/ miniDPx1
メモリ:16GB DDR4 SO-DIMM (PC4-21300/8GBx2/2チャネル)
ストレージ:1TB NVMe SSD (M.2 2280, 読込速度 3200MB/s, 書込速度 3000MB/s)
モニタ:17.3型(非光沢ワイド リフレッシュレート240Hz LEDバックライト液晶)
解像度: フルHD(1920×1080ドット表示))
バッテリー:リチウムイオンバッテリー(約7.6時間)
サイズ:398.5(幅)× 272(奥行き)28.15(高さ 最薄部) mm
重量:約2.7Kg(内蔵バッテリー含む)
このモデルは、ドスパラでもハイエンドゲーミングデスクトップPCに同等性能を持っていることを特徴として紹介されているモデルです。
CPUやグラフィックボードはもちろんですが、バッテリーの持続時間の長さが圧倒的。重量も比較的軽く、持ち運びにピッタリなモデルとなっています。特に、ゲームプレイ面ではモニタリフレッシュレートが240Hzというポイントは魅力的ではないでしょうか。
リフレッシュレートとはfpsとは別で、モニタ自体がゲーム映像などを1秒間に何回書き換えられるのかを表す単位です。
240Hzということは1秒間に240回映像が書き換えられることを表します。通常、リフレッシュレートが高ければ高いほどFPSゲームなどでは特に恩恵を受けることができ、昨今では144Hzモニタが一般的となってきました。
その中でも最上級に位置するのが240Hzモニタです。60Hzモニタを利用していた人は144Hzでも驚きますが、240Hzにもなるとかなり違いが分かることでしょう。
144Hzでも十分という方はいますが、人間が見たものを認識するのは脳であり、その脳は240Hz以上の現実世界を捉えることができます。
つまり240Hzは全く意味がないということは無く、高いだけ高品質な映像の中でゲームプレイを体験することができます。
【パソコン工房】LEVEL-17FG102-i9K-VOPVI
GPU:GeForce RTX 2080 8GB GDDR6
メモリ:32GB(16GB×2/DDR4-2400 S.O.DIMM (PC4-19200))
ストレージ:SSD[M.2 SSD 500GB NVMe対応]/HDD[1TB HDD Serial-ATA] モニタ:17.3型(非光沢カラー液晶/G-SYNC対応/144Hzリフレッシュレート)
解像度:フルHD(1920×1080ドット)
バッテリー:リチウムイオンバッテリー(約2.1時間)
サイズ:約幅418mm×奥行296mm×高さ41mm(※最大突起物を含まず)
重量:約4.35kg(※バッテリー含む)
このモデルはCPUにデスクトップCPUを搭載していることが特徴的です。
デスクトップCPUとは、通常デスクトップPCに搭載されるパーツのことを言います。このモデルはそれをノートPCに搭載することで、ハイパフォーマンスな仕様となっています。
i9を搭載しているノートPCはとても珍しいです。そしてストレージにM.2 SSDとHDDの2つを搭載していることも嬉しいポイントですね。
バッテリー保ちはあまり良くないため、充電できる環境(カフェなど)で利用すると良いでしょう。
LEVEL-17FG102-i9K-VORS
GPU:GeForce RTX 2080 8GB GDDR6
メモリ:16GB(8GB×2/DDR4-2400 S.O.DIMM (PC4-19200))
ストレージ:SSD[Serial-ATA SSD 960GB]/キャッシュ用SSD[32GB インテルOptaneメモリー] モニタ:17.3型(非光沢カラー液晶/G-SYNC対応/144Hzリフレッシュレート)
解像度:フルHD(1920×1080ドット)
バッテリー:リチウムイオンバッテリー(約2.1時間)
サイズ:約幅418mm×奥行296mm×高さ41mm(※最大突起物を含まず)
重量:約4.35kg(※バッテリー含む)
このモデルは2つ目のモデルのマイナーチェンジ版となります。
特徴的なのはストレージ部分ですね。SSDが通常のSATA SSDとなり、その代わりに容量が960GBと増量されました。また、キャッシュ用SSDが搭載されたことが一番の特徴と言えるでしょう。
キャッシュ用SSDのキャッシュとは、「一度閲覧したウェブサイトなどをキャッシュとして保存し、再アクセスした際に高速なページ展開を行う仕組み」のことをいいます。
キャッシュ情報を一時的に保存する必要があり、通常はHDDに保存されるのですが、このモデルではSSDに書き込むようになっています。
そのことでウェブサイトを閲覧する際に高速アクセスが可能となるなど、ゲームプレイ以外でも利点が体験できるようになっています。
さいごに
以上がオススメする30万円台のゲーミングノートPCとなります。
最近のゲーミングノートPCはゲーミングデスクトップPCと同等のスペックを持つモデルも少なくありません。
同等のスペックにもかかわらず、モニタも144Hzから240Hzまで一体型になっていて30万円台というのは、かなりお買い得ではないでしょうか。
さらに当然ながら携帯することが可能という一番のメリットもあります。ゲーミング大会に持ち込むことも容易ですし、宿泊などを伴う際に持っていくことも可能です。帰省の際に持っていけるというのも、ゲーマーの方からすると嬉しいのではないでしょうか!
持ち運びが出来てゲーミングデスクトップPCと同等のスペックを持つゲーミングノートPC、皆さんも次のゲーミングPCの候補として考えてみてください!