ゲーミングPCにメモリはどれだけ必要?メモリの基礎知識と用途別の必要容量など

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こちらの記事は

  • ゲーミングPCを買いたいけれどどんなメモリを使えばいいかわからない
  • オンラインゲームを遊ぶにあたってどれくらいの容量のメモリが必要なのか知りたい

という方におすすめの記事になります。

こちらの記事では、

  • メモリの役割
  • メモリの種類(規格)
  • 使用用途に応じた必要なメモリの容量

について説明していきますので、メモリ容量についてお悩みの方はぜひ参考にしてください。

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メモリの基礎知識

そもそもメモリがどのような役割を担っているのかについてまず説明します。

メモリ(メインメモリ)は、CPUが処理する前のデータや処理した後のデータといったありとあらゆる処理を一時的に保存しておく役割を持ちます。

別名、主記憶装置と呼ばれることもあります。

CPUをPCにおける労働者に例えるのであれば、メモリは労働スペースになります。

このスペースが広ければ広いほど、たくさんの処理を同時に行うことができます。

基本的にメモリは4、8、16、32、64GBの5種類が存在しており、PCの使い道によって必要なメモリの量を決める必要があります。

複数枚を指して使うことも可能なため、PCは購入後にメモリだけ追加することで、処理能力を向上させることが可能になります。

 

メモリの種類

次に、メモリの種類についてご紹介していこうと思います。

メモリには様々な規格のものが存在しており、加えて同じ規格の中でも様々な種類が存在しています。

今回はDDR SDRAM(以降DDR)と呼ばれる現在最も一般的なメモリの規格の違いについてと、SDRAMの中でも現在最も一般的なDDR4メモリの種類について説明していきます。

 

DDRとその規格について

DDRとは2000年代に生まれたメモリの規格であり、読み込みと書き込みを同時に行うことができるメモリです。

それ以前のメモリでは読み込みか書き込みがどちらかしかできなかったため、DDRの誕生によってPCの処理速度は飛躍的に向上しました。

DDRは、その中でも末尾の数字の有無や、値によって更に規格が異なっています。

DDRシリーズのメモリには現在5種類あり、最も古い規格はDDR、以降のものは末尾にに2から5の数字がつきます。(DDR2、DDR3…)

基本的には数字が小さいものほど古い規格で、数字が大きくなるごとに新しい規格になっていきます。

注意したい点としては、DDRからDDR5まではそれぞれ構造レベルで大きく異なっているため、互換性がありません。

例えば、DDR3とDDR4ではピン数に48本もの差があります。

そのため、自作PCを作成する際や追加で新しいメモリを購入する際にはマザーボードの対応しているメモリの規格をしっかりと確認した上で、対応しているメモリを購入しなければなりません。

 

DDRの種類について

それでは、次にDDRの中でもいくつか種類があるのでいくつか例を挙げたうえで見ていきましょう。

 

DIMM

DIMMとはデスクトップ型のPCで用いられるDDRのことを指します。

通常のゲーミングPCに搭載されているメモリはこの種類のものだと考えてよいでしょう。

また、DIMMにも大きく分けて以下の2種類が存在しています。

・Registered DIMM
・Unbuffered DIMM

一般的な家庭用のPCにはUnbufferd DIMMが使われています。

一方で、Registered DIMMは基本的にサーバやワークステーションといったメモリの搭載数が非常に多い場所で使われるものです。

データとデータのある場所の情報のズレを生じないようにすることで、安定した処理を可能にするための特殊なメモリになります。

 

SO-DIMM

SO-DIMMはノートパソコンのような小型のデスクトップPCに搭載されるDDRのメモリになります。

DIMMより小型な点以外は特に大きな違いはありません。

もちろん、構造が大きく異なるためデスクトップPC用のメモリであるDIMMとの互換性はないため、購入時は気を付けるようにしましょう。

 

クロック数の違い

DDRには名前の後にハイフンと数字がついており、この数字によってスペックが変ってきます。

基本的には数字が大きいほど性能もよいものだと考えてよいです。

ハイフンの後の数字をクロック数といいます。意味としては1秒間あたりにどれくらいのデータを転送しているか、いわば仕事の速さのことを指しています。

 

必要なメモリの容量について

ここまで、メモリの役割やどのようなものがあるのかについて説明してきました。

それでは、具体的にメモリはどれくらいの容量があると良いのでしょうか。

具体的にこのようなことがしたい、という作業を提示したうえで必要なメモリの量の目安について説明していこうと思います。

 

基本的な事務作業

事務作業やインターネットの操作に限られるのであれば、4GBあれば十分なレベルです。

ただし、複数のソフトを立ち上げることがあったり、専用の事務ソフトなどで重いソフトを使うことがある場合は8GBあると安定して使うことが可能でしょう。

 

オンラインゲームをプレイする

オンラインゲームによるため、遊びたいゲームの必須環境や推奨環境を確認すると良いでしょう。

一般的に人気があり、かつそれなりにメモリを必要とするFF15やPUBGといったゲームをプレイしたいのであれば、16GBは最低限必須と考えて良いでしょう。

また、快適な動きが確実に保証されて欲しい…と思うのであれば、32GBあれば確実でしょう。

 

動画編集、画像編集

画像や動画の編集といった処理や、高負荷な処理を行う場合32GB程度はあることを推奨します。

実際に、画像処理と何かを並行して16GBのPCで行わせると、メモリ不足になることが多々あります。

 

仮想ソリューション

Hyper-Vのような複数のゲストが使用するOSを実装するPCには64GB以上のメモリが必要になってきます。

また、データベースなどの構築も同様に64GB以上のメモリを要しますが、一般的なPCで64GB以上を必要とすることは滅多にないと言えるでしょう。

 

まとめ

今回の記事の内容をまとめると

  • メモリはPCが処理中のデータを一時的に置いておくための主記憶装置
  • DDRシリーズが現在主流なメモリだが、DDRからDDR5の間には互換性はない
  • オンラインゲームを遊ぶなら16GBから32GBのものが推奨

こんな感じですね。

メモリはわざわざPCに積みすぎても、他の部品の性能が追い付かないために意味があまりないものになってしまいます。

そのため、大切なことは適切量を判断した上でメモリの容量や追加する数を決定することです。

また、CPUによっては使えないメモリ等も存在するため困った時は専門的な知識のある人に聞いて、選定を行うと良いでしょう。

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