今、もっと注目されているFPSである、5対5の対戦型シューティングゲーム「VALORANT」をご存知でしょうか?
現在、Twitchやyoutubeなどの動画配信サイトでも、大人気のVALORANTですが、筆者はリリース日からプレイしています。
なので今回はこのVALORANTを徹底的にレビューしていきたいと思います。
VALORANTってどんなゲーム?
まず、最初に「VALORANT」について超ざっくり説明します。
VALORANTはライアットゲームズが開発、運営しているFPSゲームで、ライアットゲームズ初のFPSゲームになります。2020年6月2日リリースされた、近未来の地球を舞台に描かれた、キャラクター制のタクティカルシューターです。終わり!
まずは動画を見てください
VALORANTの良い点
戦力性が高い
VALORANTのゲーム性を簡単に説明すると、攻めと守りに分かれて、攻め側はスパイクと呼ばれる爆弾を指定の場所に設置し、爆発させます。逆に守り側は爆弾を設置させない、爆発させないという単純なものです。
ですが、VALORANTは単純だからこそ、奥が深いものになります。特に敵との駆け引きは手に汗にぎるものがあり、「今、攻めるべきなのか?」「どうすれば、守りを崩せる?」「味方のフォローにいったほうがいいかな?」などこれらのことを瞬時判断しなければいけません。
また、VAROLANTは使用するキャラによって、スキルや必殺技などもあるので、かなり高い戦略性があるゲームです。
チーターが超少ない
VALORANTはかなり強力なアンチチートシステムを使っていることで有名ですが、どうしてもチートツール使用者は表れてしまいます。
ですが、このゲームではクローズドベータの段階で、1万人以上のチート使用者をハードウェアBANしています。このゲームでは「チーターに2度目のチャンスない」という、ライアットゲームズCEOの言葉通り、新しいアカウントでプレイをしようとしても、プレイができないようになっています。
PCゲームは昔からチートーに悩まさていますが、VAROLANTは徹底的なチート対策をしているので、安心してプレイができます。
大会がかなり盛り上がっている
VALORANTは開発段階から、eスポーツなどの競技シーンをかなり意識して、開発されています。
日本でも公認大会である「RAGE VALORANT JAPAN INVITATIONAL」が開かれ、大盛況となりました。
また、他タイトルのプロゲーマー達も続々と、VALORANTへ以降を表明しているので、これから競技シーンはさらに熱くなっていくはずです。
練習できる環境が整っている
「カスタムマッチ機能」や「射撃場」など、ゲームの上達を早めることができるものが、とても揃っています。
カスタムマッチ機能を使えば、マップの構造や強ポジなどを確認することができます。射撃場はエイムの向上やリコイル制御など、技術を磨くことができます。ここまで練習環境が整ったゲームもなかなかなく、競技シーンを意識して、開発したというのも納得がいきます。
要求スペックがとにかく軽い
このゲームの特徴でもある軽さ、驚くべきなのはノートパソコンでもプレイ可能という点です。
最近のゲームでは、PCスペックにかなりの高スペックを要求されることも多く、やりたくてもできないこともありますが。VALORANTは求められるスペックがかなり低いのも魅力の一つです。
VALORANTの悪い点
1試合の時間が長い
VALORANTはアンレートとコンペティティブが、基本的なモードとなっています。この二つのモードの試合時間がとにかく長いです。
この二つのモードは公式の目安では、約30~40分とはなっていますが、まずこの時間では終わりません。体感では平均50分はかかると思います。長いときは一時間以上かかる時もありますね。
コンペティティブはいわゆるランクマッチです。ランクを上げるためには試合に勝つ必要があります。ですが、試合に負けることもあるので、ランクを上げるにはかなりの数の試合をこなさなければいけません。それでいて1試合平均50分ですから正直、かなり時間に余裕がないと厳しいゲームです。
PCでしかできない
正直にいって、日本でVALORANTが流行る可能性は非常に低いです。
その理由としては、プラットホームがPCだけという点にあります。現在、日本ではPCでゲームをする人は少なく、PS4などコンシューマーゲーム機でゲームをする人のほうが、圧倒的に多いです。なのでPCにしか対応していない、VALORANTは新規ユーザーの獲得が難しいと考えています。
さいごに
本リリースとなって、一ヶ月がたった「VAROLANT」ですが。期待が大きかった分、日本での現状は少し寂しく感じてしまいます。
ですが、実際にプレイしてみれば、本当に面白いゲームです。競技シーンなどで今後、VALORANTが流行る可能性も十二分にありますが、そのためには日本でのPCゲームの普及が不可欠です。これからもVAROLANTの今後から目が離せません。