BenQの人気モニターXL2411Pのレビュー記事

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ゲーミングディスプレイを販売しているメーカーはいくつもありますが、数あるメーカーの中でも特に人気を誇るメーカー「BenQ」をご存知でしょうか。

BenQはゲームに特化したモニターを販売しているメーカーで、低価格でありながら高品質な製品が多いことから、数多くのゲーマーに愛されています。

今回はそのBenQの中でも、人気の高い「XL2411P」について、実際に使っている方から使用感を伺ってきました。購入を検討されている方は、ぜひ参考にどうぞ。

それでは早速ですが、「購入してよかった点」、「買って不満があった点」、「総評価」の3点を紹介していきたいと思います。

BenQ XL2411Pを実際に使ってみて

買ってよかった点

このモニターを買ってよかったところはたくさんありますが、その中でも特にお伝えしたい3点をご紹介します。

なめらかな表示でゲームプレイを後押し

まず1つ目は、リフレッシュレートが144Hz出るところです。

モニターは基本的に60Hz→144Hz→240Hzがあり、60Hzでも充分にゲームは楽しめますが144HzはPCでのFPSゲームを遊びやすいとされています。

この144Hzは144FPSとも言われ1秒間に表示される画像の多さのことです。

数値が多いほど画面が滑らかに表示されるようになりちらつきも収まります。

ただ遊びやすくなるだけでなく画面酔いを抑える効果もあり、ゲームで酔いやすい人にもおすすめです。

それに、応答速度が1msというところもこのモニターの強みではあります。

応答速度とは画面の色が切り替わる速さのことであり、数値が低いほど優秀なモニターとされています。

 

暗いシーンを調整して視認性をあげてくれる

2つ目は「Black eQualizer」という機能です。

これは暗いシーンでの視認性を高めるもので、洞窟や夜の住宅街といったシーンでも建物やキャラクターが見えやすくなります。

今まで暗いシーンでは足元や奥にあるオブジェクトが見えにくいといったことが多かったのですが、この機能を使うことによりとてもはっきりと見えるようになります。

無理矢理に明度を上げて見やすくしているのではなく、ゲーム内で自然に光が入ってきて見やすくなっているような感覚です。

明るいシーンでは特に変化もなくこの機能を付けたままでも違和感なく遊べます。

 

長時間のプレイでも目が疲れない

3つ目は「Eye Care」という機能です。

他のモニターを使っているときは長時間ゲームをしているとすごく疲れていたのですが、このモニターはゲームの疲れを感じにくいです。

これはフリッカー(画面切り替わり時に起きるちらつき)をなくす「フリッカーフリー」という機能を使っていて、長時間ゲームをした時の目の疲れ・頭痛等を抑えてくれています。

ブルーライト機能も付けることができ、PCで仕事をしたりwebブラウジングしたりする時などにおススメです。

他にもモニターの回転可能域が広かったり、「Over Scan」の機能があったりと多機能でとても優秀なモニターとなっています。

 

買って不満があった点

このモニターはとても使い勝手がいいのですが、不満点が4つ程あります。

 

画面の枠が太い

まず1つ目はベゼル(モニターの縁)が少し太いところです。

ゲームをしてる最中に気になったりすることは無いのですが、画面を消している時は少し圧迫感があります。

それに、モニターボタンが下に出っ張っているためスッキリしない印象です。

私はモニターアームに取り付けてバータイプのスピーカーにギリギリまで近づけて使っているのですが、このでっぱりに当たってしまい見た目が少し悪くなってしまいます。

 

切り替えが面倒

2つ目はHDMI端子が1つしかさせないことです。

PS4やswitch、PC等を繋げようとしても、このモニターではいずれか1つしか繋げないため少々不便ではあります。

DisplayPort端子とDVI-DL端子もありますがこの端子は主にPCでしか使えないためゲーム機メインとしてでは使いにくいです。

ただ、HDMIハブを使えば問題なく使えるためそこまで気にはなりません。

 

イヤホン端子が側面にある

3つ目はイヤホン端子が側面に付いていることです。

ゲーミングスピーカー等を繋げた時に端子が真横に来るため不格好になってしまいます。

それに、モニターの角度を変える時などに近くにある物に当たってしまうことも多々あります。

 

純粋に重い

そして最後に不満だった点は、なんと言っても重たいことです。

本体重量は約3.6kg、総重量は5.8kg(公式サイトより)となっており、モニターアームに取り付けると重さで傾くことがあります。

大きく見やすいだけあってそこそこの重量です。

少しだけ場所を移動させようと思っても重く動かしにくいため一苦労だったりします。

しかし、どの不満点もすごく気になるという訳ではなく「強いて言えば」という感じですので、基本的に嫌な部分は無いです。

 

総評価

不満点も書きましたがこのモニターの総評価は文句なしの満点です。

ゲームが遊びやすいだけでなく、目に優しかったり画面が見やすかったりとゲーマーに優しいモニターで個人的にはとても満足のできるモニターとなっています。

非光沢タイプで暗い画面になっても部屋が映らず集中してゲームができるためデスクモニターとしても優秀です。

デスクで使う場合はスタンドが少し動かしにくくなるため、個人的にはデスクアームに取り付けて使うことをお勧めします。

ちなみにPS4等のHDMI機器をつなぐ場合は最大60Hzまでとなりますが、そもそもゲーム機本体の方が60Hzまでしか出ないため問題はないです。

そのためPCで144Hzのゲームをするためには付属のDisplayPort端子かDVI-DL端子で接続する必要があります。

設定はプリセットのものが多くセットされていますが自分で細かく変えることも可能です。

明度やコントラストだけでなく、ブレ削減や色の鮮明さといった他のモニターではあまり見ないような設定もあるため1人1人にあった画面にすることができます。

このモニターに変えてからとてもゲームが捗り長時間続けられるようになったので強くお勧めできるモニターです。

もしゲーム用にモニターを買おうと思っているけどたくさん種類があって迷っているという方はとりあえずこのモニターを買っていれば問題はないと思います。

 

 

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