8万円ほどでゲーミングPCが手に入る!?ドスパラの「Magnate IM」をカスタマイズしてゲーミングPC化する方法

コラム
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ドスパラで販売されているショップブランドPCは、一般的な用途からゲーミングPCまで様々な種類がラインナップされています。

本格的なFPSやMMORPGをプレイしたいけれども、GALLERIAシリーズを購入する予算をすぐに確保しづらいといった状況にあるならば、5万円台で購入できるミニタワーPCのMagnate IMをベースにカスタマイズしてゲーミングPC化してしまえばよいわけです。

なので今回は、ドスパラのコスパ最強PCのMagnate IMをゲーミングPC化する方法を紹介していきます。

ドスパラ Magnate IMの紹介

ドスパラのMagnate IMは、MicroATXマザーボードを搭載したミニタワーPCというデスクトップの中では比較的高性能な部類に入ります。

しかし、ゲーミングPCとして使うためにはグラフィック性能が圧倒的に不足していて、CPU性能もやや弱い傾向です。

一般的な用途のデスクトップとゲーミングPCの違いは、グラフィック性能とメモリ性能です。

Magnate IMでは、MicroATXをミニタワーPCケースに収めていることが原因で搭載可能なCPUクーラーのサイズに限界があります。このため、グラフィックボード性能を発揮できるかどうかという点を考慮したパーツ選びが求められますね。

 

ゲーミングPC化するためにカスタマイズしたいパーツは?

Magnate IMをゲーミングPC化する際には、どのゲームタイトルを快適にプレイしたいのかという点を先に決めておく必要があります。

なぜなら、最低要求スペックを満たしていても推奨要求スペックを上回らなければ快適なプレイとは程遠いからです。

そこで、カスタマイズするパーツは、グラフィックボード→電源ユニット→CPUファン→CPU→メインメモリという順番で選ばなければなりません。最優先はあくまでもグラフィックボードであって、電源ユニットはグラフィックボード搭載により増えた電力を確保するために必要です。

 

優先的に変えたいのはこのパーツ!

グラフィックボードにNVIDIA GeForce RTX 2060 SUPER 8GBを追加!

Magnate IMは標準でCPU内蔵のグラフィックしか搭載していないため、グラフィック性能が専用のグラフィックボードを搭載している場合と比較して1/15以下しかありません。

NVIDIA GeForce RTX 2060 SUPER 8GBを搭載できれば理想ですが、予算的に厳しくても、GeForce GTX 1660 SUPER 6GB GDDR6はせめていれておきたいところです。

 

電源ユニットを最低600W以上まで強化!

標準搭載の400W電源では残念ながら200W~250Wの消費電力がある強力なグラフィックボードを搭載できません。

少なくとも600W以上の80 PLUS GOLD規格を採用した余力がある電源ユニットが求められます。予算的に可能ならば、750Wの80PLUS GOLD以上が望ましいです。

 

予算に余裕があれば変えておこう!

CPUクーラーを高性能モデルへ変更!

インテル Core i5-10400 (2.90GHz-4.30GHz/6コア/12スレッド)のTDPは65Wですが、ゲームタイトルプレイ中は負荷が上がる傾向のために130W程度の消費電力を想定しなければなりません。

6コアよりも更にコア数が多い上位製品へCPU交換を考えるならば、CPUクーラーも標準タイプよりも高性能モデルが求められます。Magnate IMのケースに搭載可能なCPUクーラーをドスパラへ確認しつつカスタマイズする必要があります。

 

CPUをCore i7-10700へ交換!

6コア12スレッドのCore i5-10400であってもある程度のゲームタイトルならば十分にプレイ可能ですが、Core i7-10700 (2.90GHz-4.80GHz/8コア/16スレッド)へアップグレードすることでNVIDIA GeForce RTX 2060 SUPER 8GBの性能をフルに出せます。

 

メモリ容量を16GBへ増量!

Magnate IMでは標準で8GBのDDR4メモリを1枚搭載していますが、同容量のメモリをもう1枚追加して2枚挿入することによりデュアルチャネルメモリとして動きます。

搭載しているCPUに内蔵されているメモリコントローラにより、同容量同規格のメモリ2枚の時にデュアルチャネル動作することが可能となり、性能を活かすことが可能です。

 

さいごに

本来は一般的な用途に使われるMagnate IMは、CPUに第10世代Corei5-10400を搭載していて標準ではCPU内蔵グラフィックコアによる描画が行われます。

専用グラフィックボードを追加することで、本来ならばゲーミングPCではないにも関わらずグラフィック性能を飛躍的にアップさせることが出来るからこそゲーミングPC化を行えるわけです。

しかし、単にグラフィックボードを追加するだけではそもそも電源容量が不足するので、電源ユニットを高品質かつ大容量タイプへ換装し、合わせてグラフィックボードに見合ったCPUへと必要に応じてケース容量に合わせてカスタマイズする必要があります。

全体のバランスを見ながらカスタマイズすることが重要です。

といっても、グラボと電源変えるだけなら+30000円くらいでできます。8万円前後でゲーミングPCが手に入ると考えれば結構お得なのではないでしょうか。

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