ゲーミングPCは価格帯によって性能のバランスや用途が変わります。
高い予算をかければ快適さは増しますが、コスパ重視で十分な性能を得ることも可能です。
本記事では10万円台、20万円台前半、20万円台後半、30万円台の4つの価格帯で、各パーツの選定理由も解説します。
これからPCを組む方や購入を検討している方の参考になれば幸いです。
予算10万円台なら
CPU:Intel Core i5-13400F / AMD Ryzen 5 5600
6コア以上で最新ゲームにも十分対応でき、消費電力も控えめ。価格と性能のバランスが良く、入門向けに最適。
メモリ:16GB(DDR4-3200)
→ フルHDゲーミングに十分な容量。DDR4は価格が安く、安定性も高い。
電源:550〜650W(80PLUS Bronze以上)
→ RTX 3060クラスのGPUに必要十分。コストを抑えつつ長期使用にも耐える品質。
ストレージ:NVMe SSD 500GB〜1TB
→ OSや主要ゲームを高速に読み込める。予算に応じて1TBを推奨。
GPU:RTX 3060 / RX 6600
→ フルHD高設定で60fps以上を安定して狙えるコスパGPU。軽量〜中重量級ゲーム向け。
おすすめはこれ
G-TUNE DG-I5G60は、Core i5-14400とRTX 5060を搭載し、フルHD高画質での快適プレイや軽めのWQHD環境にも対応できるコストパフォーマンスモデルです。16GBのメモリでマルチタスクもスムーズにこなし、1TB NVMe SSDによりゲームやOSの起動時間も大幅短縮。
性能と価格のバランスが非常によく、将来のパーツ増設も容易です。さらに、3年保証と365日サポートが付属しており、初めてのゲーミングPCとしても安心して選べます。
20万円台前半
CPU:Core i5-13600K / Ryzen 5 7600X
→ 高クロック&多コアで、ゲームだけでなく軽い動画編集にも対応可能。
メモリ:16GB〜32GB(DDR5-5200程度)
→ DDR5対応で将来性を確保。32GBなら配信やマルチタスクも快適。
電源:650〜750W(80PLUS Gold)
→ 高効率電源で安定性UP。将来のGPUアップグレードにも対応できる余裕。
ストレージ:NVMe SSD 1TB〜2TB
→ 最新ゲームは1本100GB超も多く、1TB以上が現実的。2TBあれば安心。
GPU:RTX 3060 Ti / RTX 4060 Ti
→ フルHD高fpsやWQHDプレイに最適。レイトレーシングも実用的なレベル。
おすすめはこれ
性能と利便性を両立したおすすめ構成。Core i5-14400F は高いシングル性能を持ちつつ、価格も抑えめ。RTX 4060 はWQHD対応で余裕あり。
さらに、モニター・マウス・キーボード等がセットになっており、初心者の初期導入が一気に完了するのが魅力です。
20万円台後半
CPU:Core i7-13700K / Ryzen 7 7700X
→ 多コア・高クロックで重量級ゲームや配信、動画編集も快適にこなせる。
メモリ:32GB(DDR5-5600以上)
→ AAAタイトルや制作作業でのメモリ不足を防ぎ、将来も長く使える。
電源:750〜850W(80PLUS Gold/Platinum)
→ RTX 4070 TiクラスのGPUを安定駆動。電源効率の高さは熱や騒音の低減にも寄与。
ストレージ:NVMe SSD 2TB
→ 大容量高速ストレージでゲーム・素材・動画も一括管理可能。
GPU:RTX 4070 Ti / RX 7800 XT
→ WQHD〜4Kの高画質設定にも対応可能なハイエンド寄りGPU。
おすすめはこれ
G TUNE DG-I5G60
高コア・高クロック構成で、ゲームだけでなく配信や動画編集にもしっかり対応。RTX 5060 はWQHDでの高フレームやレイトレーシングも快適。
16GB RAM によってマルチタスクにも余裕があり、将来のアップグレード性にも優れた1台です。
30万円台
CPU:Core i9-13900K / Ryzen 9 7950X
→ ゲームはもちろん、プロレベルの配信や動画編集、3D制作にも耐える超高性能CPU。
メモリ:32GB〜64GB(DDR5-6000以上)
→ クリエイティブ用途や4K配信も余裕。高クロックDDR5で帯域幅も大幅向上。
電源:1000W(80PLUS Platinum)
→ RTX 4090など最上位GPUを安定駆動し、将来のパーツ交換にも対応。
ストレージ:NVMe SSD 2TB以上(PCIe 4.0/5.0対応)
→ 読み込み速度が数GB/sを超え、ゲームロードや制作データアクセスが高速。
GPU:RTX 4080〜RTX 4090
→ 4K・レイトレーシング最高設定でも高fpsを維持できる現行最強クラスGPU。
おすすめはこれ
最高クラスのゲーミング性能を求めるなら、この構成が最適。
Core™ Ultra 7 は高クロック・高コア数でCPU負荷の高いゲームや制作作業もスムーズ。
RTX 5070 はFHD〜WQHDで高フレームレートをマークし、32GBメモリと大容量NVMeを搭載しており、4K入門や今後のタイトルにも安心の1台です。
さいごに
価格が上がるほど性能は飛躍的に向上しますが、全員にハイエンド構成が必要なわけではありません。
プレイするゲームや作業内容に合わせて必要なパーツを見極めることが、長く満足できるPC選びのポイントです。
この記事の比較と解説を参考に、自分にぴったりのゲーミングPCを見つけてください。