ゲーミングPCには、様々な種類やメーカーがあり、どれを選んで良いのか迷ってしまう人も多いと思います。
ゲーミングPCを購入することは、決して安い買い物ではないですよね。
そこで今回は、後悔しないゲーミングPC選びをするために、買ってはいけないゲーミングPCにはどんな特徴があるのか解説します。
特徴をしっかりと理解して、お気に入りのゲーミングPCをぜひ見つけてくださいね。
買ってはいけないゲーミングPCの特徴6つとは
ノートPCはやめといたほうがいい
特に初心者の人は、ゲーミングノートPCかデスクトップPCのどちらを選べば良いのか迷う人が多いと思います。
しかし、ゲーム目的の場合には、デスクトップPCを選んでください。
理由はいくつかありますが、大きくはスペックと金額面の2つです。
スペックは、デスクトップPCの方が、ゲーミングノートPCよりも一般的に高いです。
また、同じスペックのPCを購入した場合、デスクトップPCの方が、コストパフォーマンスに優れます。
上記の理由により、ゲーム用途としてはデスクトップPCの方がおすすめされますので、ゲーミングノートPCは、特に目的がない限りは買わないようにしてくださいね。
もし、ノートPCでゲーム用に購入するなら、最低でも15万クラスのPCでなければ、快適な動作は難しいでしょう。
スペックが低すぎる
また、スペックを吟味する際にはCPUとGPUが重要なポイントになります。
その中でも、CPUとGPUのスペックが極端に低いゲーミングPCは購入しないようにしましょう。
以下、CPUとGPUのスペックについて具体的に解説します。
▼CPU
CPUは、PCパーツの中でも重要な部分のひとつです。
CPUは、処理能力の良し悪しに大きく関わり、性能の高さにより快適性が大きく変わります。
そのため、CPUのスペックが低いと動作が安定せず、好きなタイトルをプレイするのが難しくなる可能性があります。
CPUのパーツはintel社が有名でありシェア率も高いです。
ゲーム用途としては、Corei5やCorei7が向いています。
一方、Corei3やAtom、CelelonなどのCPUは価格が安いですが、スペックが低いです。
文書作成やネット閲覧程度であれば、コストパフォーマンスに優れるCPUですが、ゲーム用途として使用する場合には購入しないようにしましょうね。
なお、デスクトップPCとゲーミングノートPCでCPUの規格は異なります。
例えば、同じCorei7でも、ゲーミングノートPCの方には、末尾にUやHなどのアルファベットがついているでしょう。
その多くは、省電力タイプであることが多く、スペックは全く別物であるため気を付けましょうね。
▼GPU
GPUは、ゲーミングPCのパーツの中でも一番重要ともいえる部分であり、グラフィックの処理能力に大きく関わります。
GPUのスペックが不足すると、高FPSや高グラフィックでの設定が難しく、快適なプレイをすることができません。
GPUのパーツは、NVIDIA社のGeForceシリーズが有名です。
ゲーム用途としては、最低でもGeForce 1050は必要であり、快適なプレイ環境が欲しい場合には、GeForce 1070以上は必須となります。
また、それを下回るシリーズや付属のグラフィックであるとスペックが足りないので気を付けましょう。
GPUは、ゲーミングPCにおいて最重要なパーツです。そのため、予算の中でも割合を高くし、なるべくハイスペックなものを選びましょう。
価格が安すぎる
金額はPCのスペックと大きく関わる項目です。
殆どの場合、スペックが高くなるほど金額が上がります。
また、金額の幅も大きくプロレベルのスペックになると30万円を超えるモデルも存在します。
そのため、自分のレベルや目的にあった金額のPCを選びましょう。
具体的には、初心者の場合、10~15万円ほどの金額の構成がおすすめとされています。
また、中級者から上級者は、15~20万円ほどが良いでしょう。
一方で、それを大きく下回るか超えてしまう金額だと、スペック不足かオーバースペックの可能性があるので気を付けてくださいね。
小さすぎるゲーミングPC
ゲーミングPCの大きさも大切なポイントのひとつです。
デスクトップPCといっても、大きさは様々であり、スリムタワーやミドルタワーなどの種類が存在します。
一般的に、ケースの大きさが大きいほど重量が重くなりますが、その分スペックが高いです。
一方、スリムタワーなどはコンパクト性に優れますが、スペックが不足しコストパフォーマンスが低い場合が多いでしょう。
そのため、ゲーム用途として使用する場合、多少大きくてもスペックが高いタワーパソコンを購入するようにしてくださいね。
また、カスタマイズの点でも大きなメリットになりますので、場所が限られていて置けない場合には一回レイアウトや整理をしてでも置けるようにするのがおすすめです。
熱がこもりやすい
以外に見落としがちなのはPCの排熱性です。
基本的には、排熱性に優れるモデルが多いです。
しかし、排熱性が良くないモデルを選んでしまった場合は、使用するにつれ処理速度に影響が出てきますし、寿命が短くなる場合もあります。
ちなみに、ゲーミングノートPCの場合、排熱性に優れるモデルも多く存在しますが、デスクトップと比べると熱がこもりやすいです。
そのため、金額やスペックも含め、デスクトップPCの方がおすすめとされています。
メーカー製よりBTO
こちらも初心者が迷うポイントのひとつです。
デスクトップPCの場合、メーカー製とBTO製という二つに分けることができます。
一般的に、BTOの方が金額も安くスペックも高いのでゲーム用途としてはおすすめできます。
主なBTOパソコンの販売先は、ドスパラやマウスコンピューターなどが有名です。この二つは、カスタマイズも豊富で出荷の早さも定評があるのでおすすめですよ。
買ってはいけないゲーミングPCを買ってしまった場合の対処法
もし、買ってはいけないゲーミングPCを買ってしまった場合、どうすればよいのでしょうか?
未使用であればそのまま返品ができますが、基本的には使った後に気づく方が多いと思います。
ここからは、返品以外の対処法について簡単に解説します。
ゲーム以外の用途で使用する
「買ってはいけないPC」は、PCとして買ってはいけないわけではないので、他の用途で使用することができます。
しかし、その場合にはスペックが低いことが予想されます。そのため、動画閲覧や文書作成など負荷の軽い作業を行うようにしましょう。
PCは用途に合わせて複数台持っていると、より快適に作業をこなすことができます。買ってはいけないPCを買ってしまった場合には、他の用途で有効活用してくださいね。
下取りサービスを使う
「買ってはいけないPC」を買ってしまった場合には、他のPCを買うことを検討することでしょう。
しかし、PCは手軽に購入できるアイテムではないので、悩む人も多いと思います。
その時には、販売店で下取りサービスを行っているところもありますので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
下取り価格はそこまで大きいものではありませんが、新しいPCが値引きできると考えるとお得だと思いますよ。
オークションサイトを販売する
登録や梱包作業などが少し手間ですが、うまくいけば一番利率の良い方法であるといえます。
オークションサイトで、少しでも高く売るためには、品番やモデルを詳細に記入することや保存状態を良くすることです。
もしも、ゲーム用途として合ってないと感じたら、なるべくすぐにオークションサイトを利用するのも良いでしょう。
後悔しないゲーミングPCを賢く選ぼう
ゲーミングPCは、目的やレベルにより種類が大きく異なります。
今回は初心者向けに買ってはいけないゲーミングPCの特徴を解説しました。
ゲーミングPCは、頻繁に買い変えるアイテムではありません。
また、金額も高いので、今回のポイントを踏まえ、ぜひ後悔しないゲーミングPCを選んでくださいね。