パーティーを組んでゲームをする時、ボイスチャット昨日はとても便利ですよね。
敵の位置や必要な情報を瞬時に仲間と共有するにはゲーム攻略で最も効率の良い手段です。
また、面白い冗談なんかでワイワイと盛り上がりながらゲームができるのも、魅力の一つです。
ただ、ボイスチャット機能を使うなら、ゲーミングヘッドセットの購入は必須になってきます。
どうせ買うなら、なるべく丈夫で、機能性に優れていて、そしてなるべく安いヘッドセットを買いたいですよね。
そこで今回は、高性能でコスパの良いゲーミングヘッドセットをご紹介します。
また、失敗しないゲーミングヘッドセットの選び方や各メーカーの特徴についても紹介していますので、是非最後までご覧いただき、ゲーミングヘッドセット選びの参考にしてみてください。
ゲーミングヘッドセットとは?
まずはゲーミングヘッドセットの失敗しない選び方いついてご紹介します。
本題に入る前にまず、ゲーミングセットの基礎知識をおさらいしましょう。
ヘッドセットとは、ヘッドホンとマイクが一体化したもののことを言います。
顔を動かしてもマイクは口元にあるので、いつも良い音質で声を伝えることができます。
その中でも、ゲームのプレイに特化したものをゲーミングヘッドセットと言います。
低音や高音を強調して音響効果を高めている音楽用のヘッド本と違い、足音やゲームの効果音などゲーム内の音声を正確に聞き取れるように調整されているのがポイントです。
では、そんなゲーミングヘッドセットの失敗しない選び方についてご紹介します。
ゲーミングヘッドセットの選び方
ゲーミングヘッドセットの選び方にはいくつかポイントがありますので、しっかりと確認しておきましょう。
接続方法の違い
ゲーミングヘッドセットの接続方法には、有線で接続するタイプとワイヤレスで接続するタイプの2種類あります。
有線タイプのゲーミングヘッドセットだと、USB端子や3.5mmプラグなどで直接接続します。
そのため、音質の劣化や遅延がなく音質に優れているのがポイントです。
また、ワイヤレスタイプと違って電波干渉を受ける心配はありません。
ただ、有線タイプだとコードによって稼働範囲が制限されてしまうところはデメリットです。
対して、ワイヤレスタイプのゲーミングヘッドセットだと、レシーバーを介した2.4GHz無線接続やBluetooth接続が主流です。
ワイヤレスタイプのゲーミングヘッドセットの最大のデメリットは、音声遅延が発生する恐れがある点です。
ゲームの映像と音にズレが生じると、FPSやシューティング系のゲームなどコンマ何秒の判断が命取りになる本格派のゲーマーにとってはかなり不利になってしまいます。
中にはデジタル伝送方式を採用し、遅延が起きにくいように工夫しているワイヤレスゲーミングヘッドセットもありませが、かなり高価になってしまいます。
接続端子の違い
有線タイプのゲーミングヘッドセットには、USB端子とミニプラグ接続の2種類存在します。
USB接続の方は、バーチャルサラウンド機能に対応したゲーミングヘッドセットが多いですが、別途サラウンドカードやDACを購入する必要がないので、初めてゲーミングヘッドセットを購入する方は、USB接続をおすすめします。
一方ミニプラグは汎用性が高いのが魅力です。
PCだけじゃなく、家庭用ゲーム機やモバイル端末にも接続できるのは非常に便利ですね。
良心的な価格設定な製品が多いので、安くヘッドセットを買いたい方にはミニプラグのゲーミングヘッドセットをお勧めします。
マイク性能の違い
マイクの性能はゲーミングヘッドセットを選ぶ上でかなり大切にしなければならない部分です。
マイクの性能が低くては、味方に正確な合図を伝えることができません。
ノイズキャンセリング付きのゲーミングヘッドセットなら、周辺の雑音をカットしてくれます。
大会などの周囲の音が大きい中でも、自分の声だけを鮮明に伝えることができます。
周囲の音が入ってきてはゲームに集中することができませんから、ゲーミングヘッドセット選びには必須事項です。
マイクが可動式なゲーミングヘッドセットなら、マイクを使用しないときは避けることができるため邪魔になりません。
また、ミュート機能があれば、席を外す時も生活音が聞かれずに便利です。
サウンド機能・音質の違い
サウンド機能や音質も、ヘッドセット選びをする上でこだわるべきポイントです。
また、各メーカーが最も力を入れている部分でもあります。
5.1chや7.1ch、9.1chなどさまざまなチャンネル数があり、チャンネル数が多いほどより立体的で迫力のあるサウンドを得られます。
FPSなど、ゲーム音を敏感に察知して判断する必要のあるゲームでは、音質や音の解像度で選ぶのがおすすめです。
ゲーム内の音が格段聞きやすくなりますよ。
音の位置関係が遠近方向、上下方向に渡って表現するのに優れているゲーミングヘッドセットでは、敵の位置を把握するのにより正確な情報を得ることができます。
ただ、バーチャルサラウンド対応のモデルはPS4やスイッチなどのコンシューマーゲームには非対応のものも多いので注意してください。
対応デバイスの種類
自分のゲーム機やPCで、欲しいゲーミングヘッドセットを利用できるかどうかも必ず確認しておきましょう。
サラウンド機能やマイク接続ができないものも中にはあります。
有線ヘッドセットには、複数の入力端子に対応したケーブルがついているものもあります。
不安な方は複数端子対応のものを選ぶようにしましょう。
ちなみに、PS4やパソコンを主に使用する方は、USB接続やワイヤレス接続のものを選ぶことをおすすめします。
付け心地
快適にプレイするためには、付け心地で選ぶのもいいでしょう。
より快適にプレイするために、柔らかくて肌触りの良いイヤパッドや通気性の良いメッシュ素材を使用したゲーミングヘッドセットがおすすめです。
また、頭の形に合わせてヘッドバンドが調節できるものだとさらに快適に使用できます。
側圧や重量も疲れの原因になってくるので、なるべく軽いものを選ぶなど拘ってみてもいいでしょう。
軽さ
ゲームをする際は大抵の場合、長時間ヘッドセットを着用したままになります。
ヘッドセットは数百グラムの重量があるので首や肩へ負担がかかりますので、できるだけ軽いものを選びましょう。
無線タイプより有線タイプのヘッドセットの方が軽いものが多いですね。
実際に試着してみた上で購入することが望ましいですが、耳や頭にフィットしやすい低反発素材を採用したものをオススメします。
ゲーミングヘッドセットの有名メーカー
ゲーミングヘッドセットは世界各国の色々なメーカーが力を入れて製造・販売しています。
一体どのメーカーの製品を選べばいいのか、悩みますよね。
そこで、有名で人気なゲーミングヘッドセットのメーカーをいくつか紹介します。
ロジクール
ロジクールは1981年に創立されたパソコン周辺機器メーカーです。
豊富なラインナップとデザイン性の高さから、人気を誇っています。
コスパの良いゲーミングヘッドセットを多く展開しており、初心者からプロゲーマーまで幅広い層におすすめです。
マイク音声の向上に力を入れているため、ボイスチャットなどの音声通話機能に優れています。
キングストン
キングストンは1983年に創設され、アメリカに本社を置くメモリモジュールメーカーです。
ゲーミングブランド「HyperX」を展開しており、マウスやキーボード、ヘッドセットなどを販売しています。
キングストンのゲーミングヘッドセットは装着感に配慮した楕円形のイヤパッドと取り外し可能なマイクを搭載しています。
価格を超えた手触りと質感などが特徴です。
レイザー
レイザー(Razer)は、1998年に創設された、シンガポールに本社を置くゲーミングデバイスメーカーです。
ゲーミングヘッドセットではKrakenシリーズが人気です。
優れたサラウンド機能を有しているのが最大の魅力です。ゲームの臨場感を求めている方には文句なしでおすすめします。
ホームシアターサラウンドで知られる「THX」を買収したことで、サラウンド分野においてさらなるクオリティの向上が期待されています。
ゼンハイザー
ゼンハイザーは、945年に創設された、ドイツに本社を置く音響機器メーカーです。
ヘッドフォンやマイクロフォンなどが有名で、音楽制作現場や映画制作現場などのプロフェッショナル用途にも多く用いられています。
高音質なゲーミングヘッドセットを多数ラインナップしており、ゲーム音が聞き取りやすい解像度の高さが魅力です。
徹底的に音響を追求したゲーミングヘッドセットが、新ブランド「EPOS」により展開されています。
おすすめゲーミングヘッドセットを紹介
今回は、いくつかのパターン別におすすめのゲーミングヘッドセットを紹介していこうと思います。
有線・無線タイプのヘッドセットは、より軽量なものを。コスパ重視の製品は、ただ安いだけでなく、性能もきちんと兼ね備えたものを選びました。
また、性能重視製品は、ゲーミングヘッドセット界隈でも最高峰の性能を誇っているものを選びましたので、ぜひ参考にしてください。
有線タイプのおすすめ製品3選
まずはオーソドックスな有線タイプのゲーミングヘッドセットを紹介。
どれも軽量で使いやすいモノばかりですよ!
3位:ロジクール G433
PC周辺機器を手がけるロジクールのゲーミングラインナップの中でもデザイン性と機能を両立させたエントリーモデルです。
3色のカラーバリエーションがあり、USBとミニプラグでの有線接続に対応しているのでPCだけでなく、Nintendo Switchやスマホにも対応していますよ。
メッシュ素材のイヤーマフは通気性に優れ、快適なプレーを実現します。
2位:steelseries Arctis 5
スタイリッシュなデザインとカスタム性を兼ね備えたゲーミング専用ヘッドセットです。
USBとミニプラグでの有線接続に対応しているのでPCだけでなく、Nintendo Switchやスマホにも対応します。
この手のヘッドセットには珍しいイヤーカップへマイクを格納したデザインで、イヤーカップをプリズムRGBイルミネーションでカスタマイズできるのが特徴的です。
ブラックとホワイトの2色展開で、自分だけのカスタマイズを楽しみたい方にはおすすめの一台です。
1位:キングストン HyperX HX-HSCAS
キングストンは国内外様々な大会でスポンサーになっており、HyperXシリーズのゲーミングデバイスを提供しています。
トッププレイヤー達からの信頼も十分のHyperXシリーズを買っておけば失敗はないでしょう。接続はミニプラグのみなので、事前の確認をお忘れなく。
無線タイプのおすすめ製品3選
次に、無線タイプのおすすめ製品を紹介。
電池は気にしないといけませんが、ケーブルがないことの解放感は素晴らしいです。
3位: キングストン HyperX HX-HSCF
PUBGやFortniteなどのシューティングゲームの実況配信をしている人気ストリーマーのShuroudが使用しているモデルです。
ミニプラグとBluetoothを搭載しているので有線と無線の切り替えができ、PCだけでなくNintendo SwitchやPS4などのデバイスにも対応します。
30時間のバッテリー駆動時間を実現し、低反発クッションを搭載しているため長時間つけていても快適なプレーが楽しめます。
2位: ロジクール G533
スタイリッシュなブラックデザインと大きなドライバーユニットを搭載した高音質が特徴のヘッドセットです。
2.4GHzのUSB無線接続に対応し音の遅延が発生しにくい規格を採用しています。
バッテリーは連続15時間の使用に対応しており、1日中バッテリーの残量を気にすることなくプレーすることができます。
1位:ゼンハイザー GSP 670
ドイツの音響機器メーカーのゼンハイザーが手がけるゲーミングヘッドセットです。
音質に関しては音響機器メーカーのノウハウが詰まった一台になっているので、プレー中の臨場感がより高まります。
2.4GHzUSB無線とUSB有線での接続が可能なだけでなく、Bluetooth5.0での接続にも対応しているのでスマホやタブレットとのペアリングが可能です。
ノイズキャンセリング機能も搭載されているので、雑音を排除してゲームに集中できる環境を構築したいユーザーにはとてもおすすめです。
1万円以内で買える神コスパ製品3選
コスパ部門で選んだゲーミングヘッドセットは、高品質な物と比べるとどうしても音に関する機能は劣りますが、音質自体は高性能ヘッドセットにも引けを取りません。
プラスチック部品を多く使っているため、多少の耐久性と見た目の高級感は劣りますが、その分重量が軽いといったメリットもあります。
3位:ロジクール G335
ブラック・ホワイト・ミントの3色と、色の展開が豊富で見た目もおしゃれなのがポイントです。
ゴム製サスペンションヘッドバンドと低反発で通気性に優れたイヤーパッドにより、付け心地は快適です。
マイクを上に上げると勝手にミュートになってくれます。
値段は1万円ほど。
2位:Razer BlackShark V2 X
高度なノイズキャンセリング機能を搭載しており、明瞭な音声で伝えることができます。重さは、240グラムと軽量設計になっています。
値段は、なんと6千円前後です。
1位:キングストン HyperX Cloud Ⅱ
イヤーパッドはレザータイプとベアロタイプで交換が可能です。
また、ドライバーをインストールする必要がなく、接続してすぐに使用することができます。
オーディオやマイクの音量、ミュート機能をコントロールボックス1つで行うことができます。
値段は、7千円ほどです。
コスパイイ!
プロ仕様高耐久な超高性能製品3選
高性能部門では、デザイン性・音響性能・先端技術に力を入れているゲーミングヘッドセットを厳選しました。
3位:Razer Thresher RZ04-02230100-R3M1
メガネをかけたままでも違和感を感じさせない設計になっています。
レザーレット素材のランニングと低反発フォームの軽量レザーイヤークッションにより、最高峰の付け心地を実現していることがポイントです。
値段は、1万5千円前後です。
2位:ゼンハイザー GSP 600
国内最大級のオーディオビジュアルアワードの「ビジュアルグランプリ 2020」で受賞しています。
音質にこだわりを見せており、fpsゲームでは、敵の足音が鮮明に聴こえると好評です。
値段は、2万円ほどです。
1位:ロジクール G773-BK
LIGHT SPEEDワイヤレス搭載により、信号遅延を最大限まで無くしたワイヤレスヘッドセットです。
バッテリーを内蔵しているにも関わらず本体は軽量に設計されています。
値段は1万6千円前後。
まとめ
現在ゲーミングヘッドセットが欲しいが、どれがいいのか迷っている方に向けて、高性能なもの、また性能を保持したまま価格がやすいものを紹介しました。
せっかく買った高性能ヘッドセットが使えなくては残念ですので、ヘッドセットを購入するときは、接続端子や対応デバイスにはくれぐれも気をつけてください。
良いヘッドセットがあれば、ゲームをもっと楽しむことができますので、ぜひ一度試してみてください。