近年、VR上で大型マーケットが開催されたり、世界が注目するようなゲームが開発されたりと需要は拡大を見せています。
VRゲームに憧れ、VRゲームをプレイしてみたいと考えている人は多いです。
そこで本記事では、おすすめのVRゲームを5つ、VR機器を4つ厳選して紹介します。是非参考にしてください。
Steamで遊べるおすすめのVRゲーム5選
まずは、Steamで配信されているVRゲームのおすすめを5つ紹介します。
VRChat
VRChatは、2017年にリリースされ、現在は世界で43万人がプレイしているソーシャルVRチャットアプリです。VR上のSNSのような感覚で遊ぶことができます。
具体的には、オリジナルアバターを作成して操作しすることで、VR上で友人たちと交流したり、イベント会場として利用したりするかことが可能です。
国内でも既に「バーチャルマーケット」をはじめとした多くのイベントが開催されており、盛り上がりを見せています。最近は日本サーバーが設立され、国内でも需要が高まると期待されています。
Microsoft Flight Simulator Game of the Year Edition
Microsoft Flight Simulator Game of the Year Editionは、2020年にリリースされた本格フライトシミュレーターです。
衛星写真や航空写真で撮った地球の映像をAIが自動処理し、全世界のあらゆる地形、建物、樹木の3Dモデルを自動生成することでリアリティ溢れるマップを再現しています。200万以上の都市や街をはじめとし、15億もの建物や2兆本の樹木、37,000箇所の空港を堪能することが可能です。自分がよく知る街の上空を飛行してみたり、行ってみたかった場所の上空を飛んだりできますよ。
また、実際の太陽の位置や天気もゲームに影響するため、夜になれば夜景を楽しむこともできます。VRをつけて、リアルな街を上空から眺めたい人におすすめです。
Beat Saber
Beat Saberは、2018年にリリースされたVR対応音楽ゲームです。一般的な音楽ゲームと同じく、タイミングよく反応することでポイントがもらえます。
ただ違うのは、VR空間で前方から来るブロックをプレイヤーが持つ両手の剣を振って切ることでポイントになるという点です。これにより、一般的な音楽ゲームよりも臨場感や没入感が強く得られます。
海外ではTikTokやYouTubeなどのメディアをきっかけに爆発的に人気を集めており、アーリーアクセス版でさえ、販売からたった1ヶ月で10万本を売り上げるなど注目を集めています。単純なゲームであるにも関わらず、クセになる感覚を是非味わってみてください。
The Elder Scrolls V: Skyrim VR
The Elder Scrolls V: Skyrim VRは、Ghostwire: Tokyoなど数多くの人気ゲームを開発し、数々の受賞歴を誇るBethesda Game Studiosが、VRゲームに目を向けて作った超大作オープンワールドゲームです。2018年の4月にリリースされて以来人気を集めています。
オープンワールドRPGなので自由度が高く、クエストを進める傍ら、一人称視点で世界感に没頭しながらマップを探索することが可能です。剣や斧はプレイヤー自身が腕を振って攻撃し、弓は自分の両腕でしっかり狙いをつけることで攻撃できます。没入感のあるRPGゲームを求めている人におすすめです。
Hot Dogs, Horseshoes & Hand Grenades
Hot Dogs, Horseshoes & Hand Grenadesは、RUSTが開発し、2016年にアーリーアクセス版がリリースされたHTC Vive用のVR専用のSandbox型ガンシミュレーターです。実在する銃をカスタマイズしたり発砲したりすることができます。
また、爆弾や花火など爆発物も使用することができます。銃が好きな人にはもってこいのゲームです。練習すれば、トリックショットや高難易度リロードができるようになりますよ。
おすすめのVR機器5選!これを選べば間違いない!
次に、Steamに使えるおすすめVR機器を4つ紹介します。
Oculus Quest 2
Oculus Quest 2は、Meta社(旧 Facebook社)のVRヘッドセットです。2020年10月13日に発売されて以来、テレビCMが放送されたり、YouTuberをはじめ数多くのインフルエンサーに紹介されたりがきっかけとなり注目を集めています。
一体型VRなので、PCやスマホに接続することなくVR単体で使用することができて便利です。重さは500g程度と非常に軽く、装着時の違和感はそれほどありません。
また、ヘッドバンドにメガネスペーサーを取り付ければ、メガネをかけたまま使用することもできます。価格は、128GBモデルは4万円前後、256GBモデルは5万円前後です。
Valve lndex HMD
デジタルカメラなどを製造しているValve社が開発した高性能VR機器です。
値段はVRと左右のコントローラーがセットになって15万円とかなり高級ですが、最大 130°の高視野角を実現しています。
ただし、その分一般的なVRセットに比べて広い視野角であるため、より没入感を感じることが可能です。また、2880×1600の超高画質、144Hzの映像出力により、さらにゲームに没頭して楽しむことができます。
とはいえ、重さは747キロと重いので、フィット感はそれほどよくありません。前方に重みを感じてしまうのは仕方ないでしょう。
HTC VIVE Cosmos Elite
HTC VIVE Cosmos Eliteは、様々なVRゴーグルを販売しているHTCから販売されている没入型VRヘッドセットです。
このVRヘッドセットは、両目で2,880×1,700と、VRヘッドセットの中では最高クラスの解像度を誇っています。よりリアルなVR体験と没入感を体感することが可能です。
また、フリップアップデザインを採用しており、わざわざVRゴーグルを外すことなく、簡単に現実世界に戻ることができます。
もちろん眼鏡をかけて使用することができるように、少し大きめのサイズです。設計上、眼鏡とバンドが干渉しないため、眼鏡をかけている人でも気にすることなく楽しむことができますよ。
価格は、専用コントローラーが左右セットで10万円前後です。
Dell Visor with Controllers VRP100
Dell Visor with Controllers VRP100は、前方に2つのカメラを搭載し、センサーを必要としないインサイドアウト方式を採用しています。そのため、従来のVRゴーグルのように部屋にセンサーを設置する必要がありません。
面倒な工程を減らし、購入後すぐにVRゴーグルを使用できるようになっています。また、重量バランスが考えられているため、重さを感じられず、鼻や頬の圧迫感を軽減してくれます。他のVRゴーグルは装着時に前方に重みを感じて疲れることがありますが、このVRだと疲れにくくて便利です。
1眼あたり1440×1440の解像度と最大90Hzの高速リフレッシュレートにより、映像も綺麗に映ります。価格は左右のコントローラーがセットで6万円程とかなりリーズナブルです。
まとめ
SteamのVRゲームはどれも人気で、YouTubeでもよく見かけるものばかりです。
今回紹介した5つのゲームは特に人気なので、既にVR機器を持っている人は是非一度プレイしてみてください。
現在VR業界はかなり注目されており、これからも発展が期待されています。
ゲームだけでなく様々なイベントが行われる予定です。まだVR機器を持っていない人は、これを機に、VR機器を購入してバーチャル世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。