ゲーミングPCが壊れたらどうすればいい?よくある故障の原因と簡単にできる修理方法

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ゲーミングPCがある日突然壊れてしまった。そんな経験はありませんか?

最近のゲーミングPCは技術の向上で耐久性がめちゃくちゃ高くなりましたが、精密機械なので壊れてしまうことはあります。

つまり、ゲーミングPCは「壊れるモノ」であることを理解して、「壊れたときにどうやって直すか」を学んでおくといいです。

 

「せっかく高い金額出して買ったんだから、修理してもう一度使いたい。」

そう考えるのは自然なことです。

新しく購入するよりも修理したほうが安く済むことのほうが多いですしね。

そこで今回は、ゲーミングPCの壊れやすいパーツの紹介、さらに壊れてしまう原因や修理方法について紹介していきます。

 

故障する原因を知っていれば、日々気を付けながらゲーミングPCを使うことができますし、壊れてしまった時の原因を特定することもにもつながるため、ぜひ最後までチェックしてみてください。

ゲーミングPCで故障しやすいパーツは?

ゲーミングPCには様々なパーツが搭載されており、その中には壊れやすいパーツがいくつか含まれています。

まずは大きく4つの壊れやすいパーツを紹介します。

 

これはゲーミングPCだけでなく、一般的なデスクトップパソコンやノートパソコンにも共通しています。

壊れやすいパーツを知っているだけで、パソコンが動作しない原因を見つけやすくなる。

パーツによっては結構な金額がするものもありますが、新品を買うよりは安く済むことが多いので、どんなパーツが壊れやすいのか、知っておきましょう。

 

HDD

HDD(ハードディスクドライブ)はパソコン上に保存した様々なデータを記憶するパーツになります。

HDDが壊れてしまうと、データ復旧や取り出す作業がとても難しいため、壊れる前に交換しておくことが理想です。

 

近年ではHDDよりもSSDが搭載されていますが、SSDは耐久性や処理速度が大幅に優れています。

しかしその反面、価格がHDDよりも高価になってしまいます。

 

そのためSSD+HDDで構成されているゲーミングPCが最近の主流です

OSなどメインデータの保存をSSDが担当し、動画や画像といったデータ保存をHDDが担当するようになっています。

 

HDDが壊れる前兆には、異音などの変化が見られますので、可能な限り早く察知して交換しておきたいところです。

 

グラフィックボード

グラフィックボードはゲーミングPCにとって重要なパーツです。

しかし、こちらも高負荷での長時間使用されることが多いので、壊れてしまいやすいパーツのひとつです。

突然画面が真っ暗になることや、電源が入っているにも関わらずディスプレイに変化が無いようであれば、グラフィックボードの故障が考えられます。

 

ほかにも色合いが悪くなったり、映像の乱れなどが故障の前兆として現れます。

映像がおかしいなと感じた時には、グラフィックボードの故障や不具合を疑ってみましょう。

 

電源ユニット

電源ユニットが故障してしまうと、ゲーミングPCの電源が入らなかったり、電源が入っても途中で落ちたりフリーズしたりします。

電源ユニットはゲーミングPCの心臓です。

各パーツに電力を供給する大事な部品であるため、電源ユニットがなければゲームを楽しむどころか、パソコンを使うことすらままなりません。

 

寿命が2~5年とされていることから、定期的に新しい電源ユニットに交換しておくことが、長く使っていくための秘訣といえるでしょう。

どんな電源ユニットがいいのかは、下記記事を参考にしてください。

80PLUSは無印とGOLDで全然違う!PCの寿命を延ばすために知ってほしい電源ユニットの知識
ゲーミングPCを所有するならば、他の一般的なPCとは異なり電源性能には特に気をつけなければならないとされています。 なぜなら、高度なエフェクト効果を持つ高精細グラフィックを多様したゲームタイトルほど、グラフィックカードに高負荷がかかり...

 

マザーボード

マザーボードも壊れやすいパーツのひとつです。

もしマザーボードが故障や不具合を起こしてしまうと、パソコンを使うことができなくなります。

それどころか、他のパーツに影響することも。

 

マザーボードの故障や不具合には様々な症状があり、OSが立ち上がらない問題やブルースクリーンといったものがあります。

 

もし交換が必要になった場合、他のパーツも合わせて交換する必要もあるため、厄介な部分といえるかもしれません。

しかしCMOS電池を交換するだけで改善できる場合もありますので、焦らずに対処するといいでしょう。

 

ゲーミングPCが故障してしまう原因とは?

ゲーミングPCが壊れてしまう原因ですが、様々なパターンがあり、すべてを紹介するのは難しいです。

なので、代表的な故障の原因を紹介していきますので、今使っているゲーミングPCがどうなのかを確かめてみてください。

 

大切に扱っても雑に扱っても、ゲーミングPCが壊れるときは壊れます。

しかし日ごろからメンテナンスをしていれば、その確率を最小限に抑えることができるので、結果的に寿命を延ばすことができます。

 

ぜひ下記を参考にしてもらって、大切なゲーミングPCを長く使うための工夫に取り組んでみてください。

 

ケース内部の埃は天敵

パソコン本体の内部は、長く使っていると大量の埃が溜まってしまいます。

埃が溜まってしまうと、うまく内部の熱が排出されず、各パーツを壊してしまう原因となります。

 

グラフィックボードやメモリなど、ゲーミングPCを構成する各パーツは熱に弱いです

ハイスペックなゲーミングPCになればなるほど発生する熱の量も大きいため、より排熱を意識したほうがいいです。

 

大切なのは、ケース内部に溜まった埃を定期的に除去すること。

エアダスターでホコリを飛ばすだけでも全然違いますので、積極的にホコリ掃除はやりましょう。

その度にケーブルを抜き差しするのは手間がかかって面倒ですが、長く使うためには大切なメンテナンスです。

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各パーツの寿命や経年劣化

各パーツが壊れてしまう原因は、熱だけではありません。

パーツには個体差が存在していますので、購入したものによって、壊れてしまうタイミングは変わります。

 

また、長く使い続ければ使い続けるほど、経年劣化で壊れてしまう確率も上がります。

全ての機械には寿命があるので、いつかは壊れてしまうことを覚悟しておいてください。

 

ですが、「壊れたら交換する」では復旧に時間がかかります。

「どのパーツがどれくらいの期間使い続けているのか」

これをしっかりと把握しながら、定期的に新しい高性能なパーツに交換していくのが理想のメンテナンス方法です。

 

ゲーミングPCが壊れてしまったら…

理想はゲーミングPCが壊れてしまう前に、最新のパーツに交換しておくことです。

しかし、パソコン内部をいじるのが怖いと感じている人も多いでしょう。

 

そこで、もしも使っているゲーミングPCが壊れてしまった場合、どうするべきなのかを紹介します。

初めてゲーミングPCを購入する人は、故障した時のトラブルシューティングも理解するようにしてください。

 

一番簡単な修理方法は?

ゲーミングPCの内部は様々なパーツが取り付けられているため、初心者や機械が苦手な人からすれば、触れたくないはず。

しかし内部のパーツを取り外し、様々な検証をしなければ原因を特定できず、ゲーミングPCを修理することが難しかったりもします。

 

なので、どうしても今使っているゲーミングPCを使い続けたいなら、パソコンの専門ショップに修理を依頼するのが一番簡単な方法です。

最近では、ドスパラなどのBTOパソコン専門店だけでなく、大型の家電量販店でも対応してくれるところが増えていますよ。

 

もちろん、一番いいのはゲーミングPCを購入した店舗に相談することです。

サポートデスクに問い合わせ、持ち込めば店員さんが修理に取りかかってくれます。

パソコン工房のワンコイン診断のように、500円で他社のPCでも関係なく故障の原因を簡易診断してくれるところもあるので、そういったサービスを活用しましょう。

ワンコイン診断の詳細はこちら

 

一番安く済む修理方法は?

専門店に修理を持ち込めば、間違いなくゲーミングPCを修理してくれます。

しかし修理費が高くなり、場合によっては新品を購入した方が安くなることもあります。

 

そこでおすすめしたいのが、壊れてしまったパーツを特定して、自分の手で修理をすることです。

修理といっても簡単で、新しい製品に交換するだけで済みます。

 

そのためには壊れてしまったパーツを特定しなければなりません。

これが難しい作業で、初心者の人は特に苦戦する部分といえるでしょう。

 

しかしパソコンが壊れる前にどんな症状が起きているのか、またどうしてゲーミングPCが壊れてしまったのかを考えれば、自ずと答えが見えてきます。

 

ゲーミングPCが壊れるパターンはほとんど決まっているようなものですので、パソコンに詳しくなっていくためにも、自分の手で修理してみることをおすすめします。

 

ゲーミングPCを壊さないために

ゲーミングPCを極力壊さない様にするなら、ケース内の冷却性能を高めておく。

そうすることで、故障の確立を大幅に下げることができます。

騒音対策にもなりますし、パーツの取り付けも比較的簡単です。

また、うるさくなったらパーツの変え時でもあります。

どのパーツがうるさいのかを特定して、しっかりと対策していきましょう。

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そもそも壊れないゲーミングPCはどう作る?

ゲーミングPCは精密機器の為、壊れます。

なので、壊れた時の対策方法を知っておくのは必須の知識です。

ただ、それと同時に「そもそも壊れないようにするための知識」ってのも必要になります。

最後にそこを説明しておきます。

 

壊れないゲーミングPCの条件

先に言っておくと、”100%壊れない”は保証できません。

あくまでも、「故障率をできるだけ下げる方法」と認識してください。

そこを踏まえた上で、「壊れないゲーミングPCの条件」を説明します。

と言っても、大事なことはひとつだけ。

十分な冷却性能を持たせる
これだけです。
実は、冷却性能を強化しておくだけで、故障しにくいゲーミングPCを作れます。
なぜなら、ゲーミングPCの故障原因の50%以上が”熱による故障だから”です。

ゲーミングPCはその特性上ものすごく熱を持ちます。

そして、機械は総じて熱に弱い。

なので、冷却をしっかりしているだけで、大幅な故障率ダウンを見込めます。しかも、騒音対策にもなる。冷却性能を上げるだけで色々なストレスが無くなるんです。

つまり、壊れないゲーミングPCを作るためにはしっかりとした冷却機能を備えることですね。

ただ、「どうすれば冷却性能が上がるの?」といったお悩みも多いので、そんな方に向けて「冷却性能が高いゲーミングPCを選ぶコツ」について記事を書いています。

興味ある方はぜひご覧下さい。

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まとめ

ゲーミングPCが壊れてしまった場合、一般的なのは専門店や家電量販店に持ち込み修理を依頼する方法でしょう。

しかしこの方法は修理費がたかいため、あまりおすすめできません。

 

理想的なのは故障した原因やパーツを特定し、新しい製品に交換すること。

これが一番安上がりであり、パソコンに詳しくなれて一石二鳥です。

 

難しいと感じるかもしれませんが、パソコンの故障や不具合にはパターンがあります。

何より自分の手で修理すると、ゲーミングPCへの愛着も増していくため、一番おすすめなのは間違いありません。

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