80PLUSは無印とGOLDで全然違う!PCの寿命を延ばすために知ってほしい電源ユニットの知識

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ゲーミングPCを所有するならば、他の一般的なPCとは異なり電源性能には特に気をつけなければならないとされています。

なぜなら、高度なエフェクト効果を持つ高精細グラフィックを多様したゲームタイトルほど、グラフィックカードに高負荷がかかりやすいからです。

大人数でワイワイ楽しくゲームプレイ中に突然のシャットダウンがあったら泣くしかありません。

 

心置きなく好きなゲームで楽しみたいならば、性能追求だけでなく安定性を求めることが重要です。では、高品質で安定した電源選びはどのように行えば良いのでしょうか。

答えは”電源を安定したものに変える”です。

今回は、「どういった電源に変えるのが正解か」を解説していきたいと思います。

まずは電源ユニットを知ろう

電源ユニットは各パーツに電力を供給するためのパーツです。パソコンに電源があるからこそ、動作することができますが、電源ユニットにも様々な機能や特徴があります。

 

ただ電力を供給するわけではありません。自作パソコンを作る際に意識した排熱性能や、配線のしやすさなどが大きく影響しています。また、ゲーミングPCを作るとなれば、消費電力の大きさも考えなければなりません。

 

まずは電源ユニットの機能や性能について、3つのポイントを紹介していきます。ゲーミングPCにとって電源はどんな役割や機能があるのか、チェックしてみてください。

 

ゲーミングPCにおける電源ユニットの役割

CPUやグラフィックボードは、ゲーミングPCにおいてどれだけ重要なのかが分かりやすいです。しかし、電源ユニットは性能が良くても認識し辛いため、あまり重視されていません。

 

なので、まずは電源ユニットがどれだけ大切なのかを知ってもらえるように、その役割について解説していくことにします。

 

電源ユニットがゲーミングPCの重要なパーツであることを知ってもらい、電源ユニットを選んでいる方の力になれれば幸いです。

 

電源はゲーミングPCにとっての心臓

言うまでもなく、ゲーミングPCにとって電源ユニットは必要不可欠なパーツです。なければゲーミングPCを起動することはできません。

 

ゲーミングPCの電源ユニットを人間の体で例えると、電源ユニットは心臓に相当します。心臓同様、電源ユニットからCPUやグラフィックボードなど各パーツに電気を供給し、パソコンとして動かすことになります。

 

CPUが頭脳などと例えられるように、電源ユニットもパソコンの基本構成として必要不可欠なパーツです。他のパーツに比べて重要度が下がるものの、変に妥協すると後悔することになるため注意しましょう。

 

電源容量がしょぼいとPCは動かない

PCに搭載する電源ユニットには、電源容量が明記されていることが多いです。その電源ユニットで供給することができる電力のことです。

 

もしゲーミングPCにグラフィックボード2枚だけでなく、ファンやLEDといった装飾品を使う場合、この電源容量が足りなくなる場合があります。

 

電源容量が足りなければパソコンは動作しません。そのためゲーミングPCに搭載する電源ユニットは、最初から電源容量が充分にあるものを選んでおくと良いでしょう。

 

配線に便利なプライグイン式

Cooler Master MWE Gold 750 Full Modular 750W PC電源ユニット [80PLUS GOLD] PS798 MPY-7501-AFAAG-JP

電源ユニットには自作パソコンにおいて2つの姿があり、プラグイン式であるかどうかの違いがあります。

 

プラグイン式とは、必要なケーブルのみを脱着できる機能です。これによって、不必要なケーブルがかさばることがなく、配線がスッキリします。

 

それだけでなく、ケース内部のエアフロ―も確保できます。空気の通り道ができることによって、外から取り込んだ冷たい空気が内部で循環でき、パソコンの熱を抑えることに一躍買ってくれるのです。

 

安い電源ユニットだと、たいていの場合でプラグイン式ではありません。

必要なケーブルのみを脱着できるプラグイン式の電源ユニットなら、組み立てもしやすいというメリットがあるため、できればプラグイン式を選択したいところでしょう。

 

排熱性能の高さ

電源ユニットの本体やパッケージには、「80PLUS認証」という印があります。

80PLUS認証は電源変換効率を示しており、6種類のランクに分けられています。安定した電力を供給できるだけでなく、グレードが高いほど排熱性能が高くなっているのが特徴。

 

逆に80PLUS認証のランクが低いと、排熱性能が低くなっており、さらに電源ユニットから発生する音の大きさも大きくなる傾向にあります。

 

ゲーミングPCは熱に弱いですから、予算を用意できるのであればランクの高い電源ユニットがほしいところ。また、静音性も同様に求めるのであれば、やはりランクの高い電源ユニットがおすすめです。

 

サポートの有無

電源ユニットにはサポートが付帯しているのが基本ですが、高ランクになればなるほどサポートが充実している傾向にあります。

 

通常の製品になると修理保証になりますので、メーカーに発送して修理してもらうのが通常の流れに。

 

しかし高性能な電源ユニットになれば、修理保証ではなく新品への交換保障になり、連絡をすれば新しい電源ユニットと交換する形になります。

 

また、保証期間も10年以上と長くなっているのも特徴的。3~4年おきに安い新しい電源ユニットに交換するよりもコストパフォーマンスに優れている場合があります。

 

長期にわたって出費を抑えるという意味でも、やはり高ランクの電源ユニットがおすすめになると言えます。

 

電源ユニットの80PLUS認証ってなに?

電源ユニットには「80PLUS認証」という規格があります。

PC用の電源規格としてATXやSFXといった規格は聞いたことがある人も多いはずです。

 

そういったサイズの規格とは違い、「80 PLUS認証」は”安定した電源供給をどれくらい行えるのか”を目安として定められており、初心者でも電源供給の安定性と効率に関してグレードにより簡易的な比較ができるようになっています。

 

AC 115VとAC 230Vという基準電圧に対して、負荷率20%・50%・100%の各状況で全て80%以上の変換効率を実現し、真の力率が0.9以上を達成している製品に与えられる規格です。

 

早い話が、家庭用コンセントには交流100Vが来ていて、PC内部では直流12Vと5Vが主に使われているために電気の種類を変換する際のロスが発生しやすいわけです。

変換効率が良い電源を見分ける方法だと考えればいかに重要か分かります。

 

ここからは電源ユニットの80PLUS認証について解説。電源ユニットはゲーミングPCでも軽視されがちな部分で、長く使っていこうとするなら意識したい部分です。

また、どのランクを選ぶべきなのか。これも合わせて解説していきましょう。

 

グレードが高いほど排熱性能が高い

80PLUS認証は大きく6つのランクに分類されています。

 

・Titanium
・Platinum
・Gold
・Silver
・Bronze
・Standard

 

Titaniumが最高ランクに位置づけられており、電源効率も90%以上という数字になっていますので、大きく排熱性能に貢献してくれます。

 

しかし一番人気があるのはBronze。85%前後の電源効率となっていることから、あまり大差がないと感じる人が多くいるようです。また、価格も安いというのが人気の理由の1つに。

 

ただ静音性能という観点からは、どうしてもTitaniumに軍配が上がると言えるでしょう。安定して90%台をキープしてくれますので、それだけ熱を発生することもなく、安定して電力を供給してくれます。

 

ゲーミングPCならGOLD以上が欲しい

それではゲーミングPCに搭載する電源ユニットは、どのランクが一番いいのでしょうか?

 

もちろんTitaniumが最高ランクになりますので、ハイエンドゲーミングPCになれば、TitaniumもしくはPlatinumを選ぶべきとなります。

 

しかし通常のゲーミングPC、もしくはミドルクラスまでなら、最低でもGoldはほしいところ。

ゲームを起動すると高負荷がかけられ、より多くの熱と音を発するようになりますから、Bronzeでは少々心もとない部分があります。

 

最終的には予算と相談することになるでしょう。いずれにしても、消費電力さえしっかりと確保しておけば、ゲーミングPCは問題なく起動します。

 

もし今使っているゲーミングPCの熱や騒音が気になる場合、少し電源ユニットに予算をさいてみて、TitaniumもしくはPlatinumの製品を選ぶといいかもしれません。

 

コスパ重視ならBRONZE

もしゲーミングPCではなく、ワードやエクセルといった基本的なソフトを使用する場合、Gold以上の電源ユニットを選ぶ必要はありません。

 

ワードなどの文章制作ソフト、インターネットのブラウジングなどが主な使い道であるなら、安価なBronzeの電源ユニットがおすすめです。

 

価格が安定しているというのが何よりも魅力的です。その分、排熱性能などが劣っていますが、高負荷な作業をしない限りは故障する心配もありません。

 

たまにゲームをする程度であれば、Bronzeの電源ユニットがいいでしょう。

 

各パーツに必要な電源容量の目安

電源容量はパソコンに搭載されているパーツのスペックに応じて適したものを選ぶ必要があります。

パーツごとに必要な電力が示されているので、これをもとに計算してちょうど良い電源容量を決めていきます。

 

特に電力を必要とするパーツはCPUとグラフィックボードです。

 

 

CPU

CPUの消費電力は仕様に記載されていないことが多いのですが、その場合は代わりにTDP(熱設計電力)という数値が記載されています。

TDPは簡単に説明するとCPUの放熱量を表していて、CPUが消費する電力は多くが熱として放出されます。

しかし、すべてが熱に変わるというわけではないため、実際の消費電力はTDPより大きい値になります。

 

例えば、intelのCPUであるcore i5-8400というミドルクラスのゲーミングPCによく搭載されるCPUではTDPが65Wと記載されていますが、実際は負荷が高いときに65Wを超えてしまいます。

 

もし電源の電源容量がギリギリのものを使用していた場合電力が足りなくなっていまい、負荷がかかった時にパソコンが正常に動作しなくなってしまうことがあります。

そのため、TDPの1.5倍~2倍程度の消費電力で計算すると良いでしょう。

 

グラフィックボード

グラフィックボードは仕様に消費電力が記載されていることが多いです。

念の為、仕様に記載されている消費電力より少し多く見積もっておくと安心です。

 

そのほかのパーツ

CPUとグラフィックボードは特に電力を消費するパーツですが、他の部分でも電力は消費されます。

大抵パーツの仕様に記載されていますが、目安としてゲーミングPCの場合はCPUとグラフィックボード以外に大体150Wくらい必要になります。

 

しかし、だからといって各パーツの合計の消費電力ギリギリの電源容量の電源を選べば良いというわけではありません。

先程も述べたように、消費電力が足りなくなってしまうとPCが正常に動作しなくなったり故障してしまったりすることがあります。

 

さらに、電源の容量すべてを消費電力として利用することはできません。

電源には電源効率というものがあり、例えば電源効率が80%の電源では500Wの電源容量があっても400Wしか実際には使えないということになります。

 

80PLUSのスタンダードとGOLDの違い

80PLUS規格には、AC115VとAC230Vという2つの電圧に対して変換効率の基準値が存在し、全ての項目をクリアした製品にのみスタンダード・ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナ・チタンという6種類にグレード分けしています。

PC電源には背面にAC115VとAC230Vの切り替えスイッチが付いている製品があり、各国のコンセントで提供されている電圧に合わせて用意されているわけです。スタンダード規格はAC115Vのみ基準値が定められており、ゴールドとの違いは変換効率の差です。

 

具体的にどう違う?

以下にAC115V非冗長時の電源負荷率と80PLUS規格による変換効率を抜き出すと、以下のようになります。

AC115V電源負荷率20%50%100%
80 PLUS スタンダード80%80%80%
80 PLUS GOLD87%90%87%

PC用電源は負荷率が50%程度の状態で最も交流を直流へ変換する効率が良くなるので、例えば800W電源で400W消費した時を考えれば比較しやすいです。

80 PLUSスタンダードでは80%の変換効率ですから、500Wを消費して400Wの電力供給をPCへ行っていることになります。

GOLD規格では90%の変換効率となるので444Wを消費して400Wの電力供給が可能となり、消費電力として56W節約できることになるわけです。

 

電気代はいくら変わる?

電気代に換算すると1,000WHにつき27円換算すれば計算可能ですが、オンラインゲームを24時間プレイするわけではないためにヘビーユーザーであっても月に数百円程度の違いに過ぎません。

しかし、同じ400Wの電力供給を行うために失われたエネルギーは、熱に変わってしまうので半導体寿命に大きな影響を及ぼします。

ゲーミングPCでは電源ユニットにかかる負荷がリアルタイムに変化する消費電力の影響を受けやすく、安定したプレイをするためには、変換ロスが少なく熱の発生が少ないGOLD規格電源以上が求められるわけです。

 

80PLUS GOLDにするとなにが変わる?

ゲーミングPCに搭載する電源ユニットを80 PLUS GOLD以上の規格を採用した製品にすると、電源ユニットから発生する熱を抑えつつ安定した電源供給ができるというメリットがあります。

・変換効率が高く消費電力を抑えられる
・エネルギーロスが熱に変わる量を抑制可能
・発熱量が少ない分だけ冷却ファンの回転数を抑えて静音化
・半導体の熱を抑えて耐久性を確保しやすい

ゲーミングPCで最も消費電力量が多いパーツはグラフィックボードであって、200W~300W程度の発熱量が想定されます。

 

CPUについてもマルチコア化が進んでいるために、TDPが65W設定となっているタイプであっても高負荷時には130W程度まで消費電力量が上がるモデルも少なくありません。

中には最初からTDPが100W超えという製品があるからこそ、ゲーミングPCではビジネスPCよりもピーク時消費電力量が多くなりがちです。

 

グラフィックボードには、マザーボードからの電源供給量では間に合わずに補助電源として12V電源を繋ぐことが当たり前となっています。

12Vと5Vの2系統の直流電源を余裕を持って提供可能な電源ユニットがあれば、高精細かつ動きが激しいゲームタイトルであっても安定したプレイを期待できます。

 

ビジネスPCでは負荷率が20%程度といった使い方を多くの時間で行いますが、ゲーミングPCではゲームプレイ中の負荷率が高くなりやすいからこそ、高負荷が長時間続いても安定した稼働が求められます。

 

電源容量に余裕を持つことで得られる3つのメリット

電源容量には余裕を持って電源を選ぶようにしましょう。

電源容量に余裕を持つメリットは3つあります。

 

パソコンの故障や不具合を防ぐ

電源容量を消費電力が超えてしまうとパソコンが正常に動作できなくなってしまうのでギリギリのものを選ばないようにしましょう。

電源容量に余裕があることで、発生する熱量を抑えることができますので、故障確率を大幅に下げることができます。

 

パソコンの寿命を伸ばすことができる

電源の劣化はパソコンの劣化に大きく影響します。

電源は高負荷の状態で長時間使用すると早く劣化してしまいます。

 

負荷が50%程度になるように電源を使用することで、長くパソコンを使い続けることができます。

 

PCパーツの交換や増設時の容量不足を防ぐ

もし容量に余裕がない場合、新しい高性能なパーツに交換しようとしても電力が足りず交換できなくなってしまいます。

特にグラフィックボードは新しいものに交換するだけでゲームをするときに効果を実感しやすいため、何年かして性能がいいグラフィックボードが発売されたら交換する人も多いです。

以上を踏まえて、電源容量は想定される消費電力の1.5倍~2倍程度のものを選ぶといいでしょう。

 

どのような電源ユニットがおすすめ?

 

電源ユニットの重要性や各パーツで使用される電力を知っても、いざ購入する時になれば、どれを選べばいいのか分かりにくいです。

 

そこでどのような製品が求められるのか、ゲーミングPCにおいて必要となる電源ユニットの詳細を紹介していきます。

 

大きくは2つに分かれ、将来の用途やカスタマイズを検討しているかどうかで分かれます。ゲーミングPCをどのようにしたいのかを考え、電源ユニットを選んでみましょう。

 

最低限必要な電力は?

ゲーミングPCのみならず、パソコンを問題なく動作させるのであれば、最低でも500Wほどを見ておけばいいでしょう。

 

500Wでも使い方によっては十分に余裕がありますが、ちょっとしたトラブルでグラフィックボードを交換することになり、消費電力が足りなくなることも。

 

とはいえ、500Wの電源を使っていても約200W前後しか使わないという場合も多いです。500Wの電源ユニットでも500W丸々使うというわけでもありませんので、余裕はあると思います。

 

長期的に使うなら何W?

本格的にゲーミングPCでゲームをプレイする場合、それでいてカスタマイズも検討しているならば、電源ユニットは700Wのものが望ましいでしょう。

 

パソコンのパーツはCPUやグラフィックボード以外にも、ファンやドライブ、ストレージなども電気を必要とします。特にグラフィックボードは電力を要求するため、多くの電力を供給できるものが必要です。

 

特にSLI接続などを検討している場合は、グラフィックボードを2枚挿すことになり、単純に2倍の消費電力を要求しますので、必然的に700W以上が必要になります。

 

長期使用にもってこいの電源ユニットは?

 

電源ユニットの最新規格ATX 2.4及びEPS 2.92の両方をサポートし、搭載コンデンサに105℃対応日本製のみを採用した高品質電源です。

複数の電源容量モデルが用意されていますが、ゲーミングPCでは最大負荷時に負荷率50%稼働させることを考慮すると、400Wの2倍弱となる750Wモデルならば安心して利用できます。

特に、将来グラフィックボードをアップグレードする可能性があるならば、1ランク上の消費電力に対応した電源ユニットを選択しておく必要があります。

なぜなら、グラフィックカードで多く使われる12V系統の電源容量が不足すると、電圧不足に伴いゲーミングPCの安定性が落ちてしまうからです。

RM750Xであれば全てのケーブルがユニット交換可能となっていて、電源ケーブルのものにもコンデンサを取り付けて安定化を図っているのでおすすめです。

 

電源ユニット以外でゲーミングPCの寿命を延ばすなら?

電源ユニットの強化はゲーミングPCの寿命を延ばすためにはめちゃくちゃ有効です。

ただ、電源ユニットの強化以外でもゲーミングPCの寿命は延ばせます。

それは、冷却性能を上げること。

よくあるのはこまめな掃除やケースファンの追加、CPUファンの強化などです。

もっと知りたい方は下記記事をご覧ください。

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また、あとからの追加になるとカスタマイズ時のリスクがどうしても付きまといます。

まだゲーミングPCをお持ちでない方は、最初から冷却性能が高いゲーミングPCを購入しておくことをおすすめします。

選び方については下記を参考にしてください。

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さいごに

ゲーミングPCはゲームプレイ中にCPUとグラフィックボードに負荷が掛かりやすく、消費電力が多くなりがちだからこそ電源ユニットの安定性が求められます。

ゲームプレイ中に突然電源落ちやフレームレートが低下してしまう事態は、原因を1つずつチェックしなければなりません。

電源ユニットに高品質な80 PLUS GOLD以上の規格製品を搭載すれば、少なくとも電源容量の安定性不足が原因で不具合が起きていないという点が保障される安心感があります。

他のパーツを疑って不具合が解消されず、最終的に電源ユニット交換で解決したといった事例が多いので、ゲーミングPCには80 PLUS GOLD以上の製品を搭載しておきたいところですね。

交換作業が不安なら、BTOショップでそういった相談を無料で受けられますよ。

高価な買い物になるゲーミングPC、せっかくなのでできるだけ壊れないようにしてあげてくださいね。

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